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東京(大手町) 最高気温 39.5℃

2004年07月20日

今日の東京の最高気温は、39.5℃。東京管区気象台のホームページには、日最高気温が観測開始以来の最高を更新というPDFファイルがニュースとして置かれています。

38.3℃、29% 39.5℃が観測された、気象庁の大手町観測所から直線距離で 約2kmに位置する、さくら事務所。
さくら事務所の3階のバルコニーに温湿度計を置いてみたところ、夕方4時で 気温38.3℃、湿度29%。体温を超えてますね。今年の夏、東京は40℃を越えてしまう日が来るのでしょうか・・・。

世界各地の現在の気温・湿度をリアルタイムに知る事が出来るページとして、wunderground.comというサイトがあります。
日本とあまり時差の無い地域で、いくつかの都市のリアルタイム気温を抜き出してみました。

東京
東京
spacer 大阪
大阪
spacer 福岡
福岡
シンガポール
シンガポール
spacer クアラルンプール
クアラルンプール(マレーシア)
spacer マニラ
マニラ(フィリピン)

他の都市の気候に興味のある方は、wunderground.comでいろいろ比較してみて下さい。

アイス指数。ドイツ・ミュンヘンのドイツ博物館近くにあった、FKKの看板

2004年07月21日

今日、甲府は日中に気温が 40℃を超えたそうですね。しかし、夜9時過ぎには 24℃を下回っています。最低気温が30℃を下回らない日がある東京より、夜は過ごしやすそうです。

Yahoo! Japanの天気情報を見ていたら、面白い指数を見つけました。洗濯指数、傘指数はよく耳にしますが、ビール指数、アイス指数、汗かき指数、熱中症指数は初めて見ました。

22日のアイス指数は90で、コメントは「冷たいカキ氷で猛暑をのりきろう!」
23日は、指数 100で、「猛暑で、体もとけてしまいそうだ!」との事です。後者のは、良く分かるような分からないような。

私はアイスというか、冷たいもの好きなので、冬でもアイス指数は高めです。スキー場で食べるアイスも大好きです。

ミュンヘンで見つけた看板 今日の1枚は、ミュンヘンで見つけた看板。ドイツ博物館近くの公園にあったものです。
Offenes Feuer(屋外での焚き火)、Grillen(バーベキュー)と、FKKを禁じる とあります。FKKとは、何か分かるでしょうか?

FKKとは、Freikörperkulturの略で、洋服に束縛されない自由肉体・裸体主義の事だそうです。上の看板は簡単にいうとハダカになるなという事です。日本では見ない看板ですね

ミュンヘンビール ミュンヘンでハダカになっている人は見ませんでしたが、ミュンヘンの後に行ったベルリンの公園では、ハダカになっている人を何人か見ました(4月の中旬なのに)。

ミュンヘンと言えばサッカーとビール。私も美味しく頂きました(ヘロヘロになってましたけど)

平均値と、平年値(過去30年の平均値)。日本の風土と気候

2004年08月01日

8月です。
これからぼちぼちと、建築業界の関係者でもあまり知らない、断熱、気密、換気など温熱環境に関する事をコラムっぽく書いていこうかなと思っています。

住まい作りを考えるには、まずは日本の風土から。
大学の建築学科でも、最初の授業は "日本の風土について" という所が多いのではないでしょうか(ただし、それは初期の授業だけで、それ以後日本の風土に関して学ぶ機会は少ない)

ある土地の一般的な気候風土を表す為に、「平年値」というものが使われます。
テレビの気象情報で、「今日は平年よりも、3℃気温が高かった」などと説明する時があります。この平年とは何でしょう?

平年値は、平均値と似ていますが、ある条件下での平均値のことです。
簡単にいうと、平年値とは、過去30年の平均値です。

例として、東京の7月の気温の平年値(平年気温)の求め方を書いてみます。

現在、温度、湿度、降水量、風向、風速、気温などは、1日24回、正時に計測されています。正時とは、9時00分、10時00分のように、○時ちょうど という意味です。

この、正時に計測された24の値の平均値を、日平均値と言います。

日平均値を7月1日、7月2日、7月3日のように1ケ月(28~31日分)集め、その平均を取るとその値は、月平均値になります。月平均値は、年間12個になります。

月平均値を、1970年 7月、1971年 7月、1973年 7月・・・のように30年分集め、平均を取るとその値は、平年値と呼ばれます。

今年の 7月20日のように、ある1日が急激に高い気温になっても、それを30年平均の中のデータの1つとすると、全体に大きな影響を及ぼしません。
その為平年値は、ある地域の「一般的な気候風土」を示すのに適しているのです。

逆に、1日の気温の上下にあまり影響を受けない値であるとも言えます。しかし、冷房負荷や暖房負荷の大まかな計算において、平年値を使っておけば大きく外れる事はありません。

次回はこの平年値で、日本の各地域の気候を考えてみます。

気温と湿度で描くクリモグラフは、気候の特徴がよく分かる

2004年08月19日

今日はお勉強

日本だけでなく、世界の住まいはそれぞれの気候に合った建て方で建てられます。いい住まいとはどんな物かを学ぶ前に、その前提となるそれぞれの地域の気候を知らなくてはいけません。

ある土地の気候を、可視的に表現できるグラフに、クリモグラフというものがあります。これは、横軸に湿度、縦軸に気温をとり、グラフの中に各時期における点をプロットするというものです。

今回は、東京の気温・湿度の平年値を元に、クリモグラフを作り、その読み方をご紹介します。

まず最初に、各月における東京の平年値(1961-1990)を示します。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平年気温[℃] 5.2 5.6 8.5 14.1 18.6 21.7 25.2 27.1 23.2 17.6 12.6 7.9
相対湿度[%] 50 52 56 63 66 73 76 73 73 67 61 54

上の表を、クリモグラフにすると、次のようになります。

東京の気候 クリモグラフ

表から気温と湿度を読み取り、その位置をグラフに書きます。あとは、それらの点を結ぶだけです。簡単ですね。
でも、この簡単なグラフが、各地の気候を知るのに役に立つのです。

グラフの中で、プロット(点)が上にあるほど、気温が高く下にあるほど気温は低くなります。
同様に、プロットが右にあるほど湿度が高く、左にあるほど湿度が低くなります。日本の気候は、夏は高温多湿、冬は低温低湿となり、その範囲が広いのが特徴です。

次回は、東京だけでなく、日本各地の気候をクリモグラフで示してみたいと思います。


まとめ
  • クリモグラフは、ある土地の気候を簡単に理解する事が出来ます。
  • 点が上にあるほど気温が高く、下にあるほど気温が低くなります。
  • 点が右にあるほど湿度が高く(多湿)、左にあるほど湿度が低くなります。

日本各地の気候をクリモグラフで示すと

2004年09月02日

今日は、日本各地の気候をクリモグラフで示します。

今回示す位置は、北海道から沖縄までの日本各地 9都市。データは月別の平年値(1961-1990)を使っています。

まずはグラフを見て、グラフから何が読み取れるかをご自身で考えてみてください

旭川 札幌
熊谷 東京
軽井沢 京都
大阪 福岡
那覇  

上記のグラフを1つにまとめると、下のようになります(ごちゃごちゃして見にくいですが・・・)

日本各地の気候

私なりにこれらのグラフを見て、思いつくことは以下のような点です。

  • 旭川と札幌は、右肩 下がりのグラフになる。
  • 旭川と札幌の冬(1月)は、他の都市とは違い、冬に湿度が高い。
  • 東京と熊谷(埼玉)は似たような気候だが、熊谷の方が夏は高温多湿。
  • 東京と熊谷は、年間の湿度の変化が他の都市よりも大きい(約30%の変化)。
  • 東京の1月は、平年湿度が50%を切るほど乾燥する。
  • 軽井沢の夏は、東京より気温が低いが、湿度は東京よりも高い
  • 京都と大阪は、年間の湿度の変化の幅が10%程度と小さい。
  • 大阪と福岡の気候は似ているが、福岡の方が夏に湿度が高い。
  • 那覇の年間の気温の変化は小さい。湿度は年間を通じて高め。

細かい点を挙げるとまだありますが、大体以上のようなことでしょうか。
ここに掲載していない場所でも、気温と湿度の月別データさえあれば簡単にグラフが書けますので、興味のある方は挑戦してみて下さい。

自分で書いておきながら言うのも何ですが、国内だけの気候の比較は面白くありません。海外との比較をすると、日本の気候の特殊性が見えてきます。

暖かいですね。フィンランドのライブカメラでもどうぞ。

2004年11月11日

11月に入って10日以上経ちますが、暖かい日が続きます。
事務所に居る時は、Tシャツの時間も長かったり。

調べてみたところ、今月は平年よりも数度高めでした。

寒い雰囲気を少し味わおうと、フィンランドのライブカメラを見ていたら、さすがに北の方は寒そう(というか、雪)

寒いのも暑いのも苦手ですが、冬の趣味であるスキーは雪がないと出来ません。しばらく暖かい日が続き、正月直前に雪が降ることをちょっと期待しています。


広さ 75m2で、夏は 4.1リットル、冬は 0.75リットル

2005年01月25日

広さ 75m2、階高2.8mの大きさの住まいの場合、東京だと夏は4.1リットル。冬は0.75リットル。さて、これは何でしょう?

8月 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 100cc 4.1リットル
1月 500cc 250cc 0.75リットル

実はこれ、空気の中に含まれる水分の量です。

北海道を除く日本の多くの地域では、夏は高温多湿になります。
しかし冬には、夏の 20%にも満たないほど、空気中の水分が減ってカラカラに乾燥します。

夏の高温多湿は日本の気候の特徴ですが、もう一つ、異常ともいえるほどの冬の乾燥も、日本の気候の特徴です。

世界のいくつかの都市のおいて、空気中に含まれる水分の比較をすると、次のようになります。

空気中に含まれる水分の比較
理科年表より作成

赤色は、東京のものですが、他の都市と比べてかなり動きの大きいグラフになります。
ホノルル(ハワイ)は、年間を通じて空気中の水分量が安定していますね。

1月のところを見ると、東京が一番下に位置しています。つまり、空気の中の水分量が少なく、カラカラに乾燥しているということです。ちなみに、1m3の空気の中に、3.4gしか水分がありません。(夏は約19g)

グラフを見ると、東京の冬は青色の線で書いたサウジアラビアの首都、リヤドよりも乾燥していることが分かります。
冬の東京は、夏のサウジアラビアよりも乾燥しているとも言えます。

冬の寒い時期に家の中で結露が起きると、「除湿機を使ってください」という人がいます。
しかし、冬の空気がこれだけ乾燥していることを考えると、除湿機を使ってさらに乾燥させるのは、かなり無茶なことだと思うのですが、どうでしょう。(除湿機を使わなくても、建物各部の断熱性能を上げれば、結露しません。)

気温、湿度などの気象データを得るのに便利な東京管区気象台と、気象庁のホームページ

2005年06月12日

昼間、暑いな~と思っていたら、都内は30℃近くになっていたようです。
暑いのは苦手なので、電車に乗るときはいつも「弱冷房車」ではない車両を選んでいる私ですので、あまり暑くなるのは勘弁。

各地の気温や湿度を調べるとき、私は東京管区気象台や、気象庁のサイトを利用していますが、見るたびに少しずつバージョンアップしているような気がします。

テレビやラジオで気象情報を得るときは、自分の予定をそのメディアの放送時刻に合わせる必要がありますが、インターネットならその必要はなし。自分のタイミングで情報を得られます。

気象情報に関するサイトは、サイト更新の自動化を進めるためにお金はかかるでしょうが、一回システムを作ってしまえば、更新が比較的ラクな分野かも知れません。
もともと、気象情報のデータは定期的観測ですし、情報をやりとりするネットワークも作られているからです。

今後、どのように気象関係のサイトが進歩していくのか分かりませんが、私としては過去の気象データを簡単に得られるサイトが理想です。

夏型結露(逆転結露)対策の調湿気密シート、可変透湿シート

2007年08月10日

品質チェックの現場に移動するまでの社内、エアコンで夏型結露(逆転結露)の実験

冬は、外気が寒く、室内が暖かいので、サッシやガラスの性能が悪いと、そこで結露が起きます。

これが、夏に起きるのが、夏型結露逆転結露
室内が冷たく、屋外が暖かいときに起きる結露です。夏型結露や、逆転結露と呼ばれます。

夏型結露(逆転結露)の実験 自動車では、冷房を強めにして、フロントウィンドウ吹き出しにすると、この現象が起きます。特に、湿度の高い日。日中よりも夕方の方が出やすいです。
ちなみに、結露が出るのは冬とは違って屋外側ですので、ワイパーを動かせば簡単にふき取れます。
建物でも、壁の構成によっては夏型結露逆転結露)の恐れがあります。しかし、冬の結露によって建物が大きな被害を受けたという話や、その物件は目にしますが、夏型結露でそのようなことはあまり聞きません。発生したとしても短時間で、結露量も少ないためでしょう。

壁面よりも結露が生じやすいガラス面で、エアコンを強めにした車内でも、結露が生じるのは写真のようにわずかですので、普通の居室ではあまり深刻に考えるようなものではないのかも?(地下室は別)

同様の条件に近いコンビニのガラスでも、全面びっしりの結露もあまり見ないですしね。エアコンの設定温度が27℃前後であれば、まず大丈夫だと思います。

ちなみに、夏型結露逆転結露)を防止するための材料としては、調湿気密シート(可変透湿シート)という材料を使います。
商品名では、デュポン社のザバーンがよく使われます。覚えておくと何かの役に立つかも知れません。

温度ではなく、湿度を下げるためのエアコン。顕熱、潜熱、全熱(エンタルピ)

2007年08月19日

幾分か涼しくなったと思いましたが、夜に降った雨で少し蒸し暑くなりました。

暑い季節には、エアコンを使う方が多いでしょう。寝苦しいため、寝ているときもエアコンをつけっぱなしの方もいるでしょう。

 

さて、そのエアコンですが、エアコンには温度を下げる役割と、湿度を下げる役割の2つがあります。これは、空気の中には水蒸気の形で水分があり、それが熱を持っているためです。

単純な、乾燥した空気だけが持っている熱を顕熱(けんねつ)

空気の中にある水蒸気が持っている熱を、潜熱(せんねつ)といいます。

そして、顕熱潜熱の合計が、全熱(ぜんねつ)で、エンタルピとも呼ばれます。

 

さて、エアコンの仕事は、どちらの役割が大きいのでしょうか。

 

今から3日前、8月16日の正午の東京は、気温36.5℃、湿度51%でした。これは、不快指数という指数で示すと87となり9割以上の人が暑さを感じる状態です。
また、この空気1m3に含まれる水分の量(絶対湿度)は、21.8gで、エンタルピは20.4kcal/kg(86.9kJ/kg)という値になります。

この空気を、そのまま部屋や会社の事務所に取り入れたら、暑くて暑くて仕事がはかどりませんので、エアコンで28℃に冷やします。

 

事務所で働く人が不快に感じないよう、不快指数を76以下にすることを目標にし、湿度の設定は50%にします。
このとき、気温28℃・湿度50%の1m3に含まれる水分の量(絶対湿度)は、13.6gで、エンタルピは13.9kcal/kg(58.0kJ/kg)という値になります。

 

顕熱比 前置きが長くなりましたが、8月16日正午の東京の外気を、仕事がしやすい環境にするためにエアコンを動かすと、電気代の内訳(エアコンの仕事の内訳)は右のグラフのようになります。


グラフから分かるように、エアコンの仕事は、熱を下げるよりも除湿の方が割合が大きくなっています。
高温多湿と言われる日本の夏では、空気中の水分を取り除くためのエネルギーが、かなり大きくなります。
エアコンの室外機のホースから出てくる水は、エネルギーの塊と言っても良いでしょう。

 

ちなみに24時間換気は、1時間に0.5回、部屋の空気が変わるように計算します。つまり、1時間で部屋の半分の空気が新鮮な空気と入れ替わる訳です。

 


ここから、エアコンのドレイン水から出てくる水の量がわかります。試算してみましょう。

8畳間の部屋の体積は約32m3。1時間に0.5回ということは、1時間に約16m3の空気が入ってくることになります。

 

先の例で、気温36.5℃、湿度51%の空気1m3には、21.8gの水分が含まれていると書きました。この空気を28℃、50%にするためには、13.6gまで水分を減らす必要があります。
従って、(21.8g - 13.6g) × 16m3≒130gとなり、ドレイン管からは1時間に、約130ccの水が出てくることがわかります。これは、ヤクルト2本分に相当します。24時間では3リットルを超えます。

8畳の部屋でこの量です。
延べ床100m2の家を同様に計算すると、1時間に約1リットル。24時間では24リットル程度になります。かなりの水分量ではないでしょうか。

 

世の中に、「夏涼しい」と謳う建物の工法はいくつもあります。
壁の中を空気が通るとか、床下の冷たい空気だとか、そのような工法です。

 

それらの資料を良く見るとわかると思いますが、言及しているのは「温度」つまり、顕熱だけ。冬の暖房の場合、顕熱だけ考えれば省エネは問題ありません。
しかし、高温多湿といわれる日本の夏では、エネルギーの消費を抑えるためには、これまでの例でも分かるように、湿度潜熱)への対策の方が重要です。
それらの工法に関わっている建築関係者の中には、顕熱潜熱の区別さえ分かっていない人も多い(というか、そちらの方が多い)ので要注意です。

 

では、建物側で湿度のエネルギー(潜熱)をどのように削減できるのか?
これが難しい。

 

日射を遮るための庇やすだれ、太陽の熱を反射させるLow-Eガラスなど、建物そのもので対処できるものは、顕熱のみ。
湿度を取り除くためには、エアコンのような機械設備を使わないと困難です。

 

除湿のため、地面に穴を掘り、そこに外気を送り込んで地熱で冷却するクールチューブという方法もありますが、結露水が底に溜まってカビが生じる問題や、人口が多い地域ではその穴を掘る敷地の問題から現実的に難しいといえます。

 

イギリスの建築批評家、レイナー・バンハムは、1965年に書いた、「環境としての建築―建築デザインと環境技術」という本の中で湿度について以下のように書いています。


 環境管理に包含される全ての要因のうちで、湿度はほとんど建築の歴史にとって最も有害で、微妙で、制御しようにもとらえどころのないものであった。


このように、エアコンが出来る前までは、湿度をコントロールすることがいかに難しかったのかが分かります。

 

エアコンや全熱交換機などの設備ではなく、建物そのもので除湿にかかるエネルギーを減らす方法として、余分な水蒸気を入ってこなくするために、気密性能を上げるという方法があります。
(厳密には、気密性能ではなく防湿性能ですが、防湿性能を測る方法はありませんので、気密性能で代用します。)

 

省エネ住宅を本当に作っている人が、気密性能試験を行い、建物の気密性能を高めるのは、防湿性能を上げて、冷房にかかる費用を下げるためでもあるのです。

 

逆に言うと、「気密性能は高くなくても、すき間風があった方がいいんですよ~」などといっている建築関係者は、
「エアコン入れても、すき間からたくさんの湿気を持った空気が入ってきてしまうけど、ごめんなさいね~」と言っているのと同じです。

 

普段、意識することのない「空気」ですが、その特性というものはなかなか奥深いものです。

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