再来月に行われる予定の社内勉強会資料として作成しましたが、公開。
建物の省エネルギーを学んでいくと、建物の気密化、高気密という話が必ず出てきます。しかし、書籍などを読んでも、その気密化の目的が明確に分かれて書いてあることは少数だと思います。
大抵は、その低気密による問題点と、気密化の目的がごちゃごちゃになっているのでははないでしょうか。
ロジカルシンキングの基本は「分類する」と言われますので、気密化の目的を私なりに分類してみました。
防音性・遮音性の向上など、建物の省エネとは関係ないものも入れています。また、私が説明する順序の関係から、気密化するための重要度によらない順番になっています。
個々の細かな説明は省きますが、建物の高気密化が不要だとか、中気密が良いと言っている人は、上の6つのうち、どこかの視点が抜けています。
例えば、セルロースファイバーを薦めている人の文章では、断熱材の性質上、3の項目が省けますが、4と6の視点が抜けていることが多いです。
1~6の項目には、
・厳寒地など地域によって求められる気密性能が異なるもの
・求められる気密性能が、地域関係なくどこでも同じもの
が混じっています。
また、表現上、同じ「気密」というくくりにしているものの、その目的を正確に表すと、「防湿」や、「通気止め」に言葉が変わるものもあります。
それぞれの項目を、詳細に説明できる建築関係者に出会えたらラッキーです。なかなかいないと思いますので。
各項目の詳細については、時間があれば書くのですが、文章量がかなり多くなりそうです。。。
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