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工務店、建設会社の社長さん、品質管理の担当者さん、釘は会社支給(現場支給)にしませんか!

2010年01月25日

木造住宅の工事には欠かせない、「
釘の太さや種類の選択は、構造や強度に関わるとても重要なものです。

 

その釘ですが、釘の代金は一般的に、大工さんの工賃に含めて施工業者さんから支払われていることが多いと思います。
流れとしては以下のようになります。

釘の現場への流れ

 

しかし、この流れで現場に釘が入ると、以下のような問題・懸念を含むことになります。

  • 大工さんが釘の種類を知らない、あるいは、間違えることがある。
  • 大工さんの立場に立つと、少しでも安い釘にしたい、減らしたいという意識が働く。
  • 施工業者は、どんな釘が過去に納入・使用されたか分からない。

 

「大工という専門職が、釘を間違えることがあるのか?」 と思われるかも知れませんが、実際の現場では多々あります。地方の現場ほど、間違いが多いように思います。

 

釘の間違い  N釘とNC釘。釘を知らない大工さんが多いという現状
 http://t-ohshita.com/2008/20080311-1800.html

 

以前、ビスの強度が不足していたということがニュースになりました。このニュースに前後して、釘やビスの現場支給が多くなっています。
全国展開しているロースコストメーカーでも、3ヶ月ほど前から、釘は現場支給になったようです。

この場合の流れは、以下のようになります。

釘の流れ-現場支給

 

設計や構造について知っている施工業者が釘を現場支給すれば、釘の種類の間違いというのは起きなくなります。
また、現場サイドで、釘を減らしたいという考えも無くなります。

 

現場支給された釘 また、釘を施工業者側で買っていれば、納入伝票や支払い伝票から、どの現場にどの種類の釘を使ったのかを、過去に遡って確認することもできます。

 

釘の代金を、大工さんの工賃に含めるというのは、施工業者からの発注手間を減らすということはあります。しかしこれは現場サイドの考え。
現場の品質管理や、施主への情報開示という点ではメリットがありません。

 

工務店、建設会社の社長さん、品質管理の担当者さん、釘は会社支給(現場支給)にしませんか!

 

定量的なデータではなく私の感覚ですが、釘の現場支給が行なわれているのは、在来木造工法よりもツーバイフォー工法の現場の方が多いです。

 

しかし、ツーバイフォー工法で釘の種類を間違えるという可能性は低いのです。
釘の間違いが多いのは、圧倒的に在来木造工法。
皮肉な話です。


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