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長谷工が配筋施工図の自動作成システムを開発

2009年10月07日

長谷工コーポレーションは、構造計算データを使ってパソコンで配筋施工図を自動作成する「配筋施工図自動作成システム」を開発した。

これまで、鉄筋の組み手や細かい配筋の納まりの検討については、専門工事会社の職長の知識や経験によるところが大きく、同社では、職長が意匠図や構造図を確認しながら配筋施工図を作成していた。

配筋施工図自動作成システムの導入により、以下のメリットがある。

 1. 配筋施工図等の作成業務を省力化
 2. 早期の施工納まり検討(設計へのフィードバック)
 3. 施工品質の均一化・生産性の向上
 4. 施工ミスの防止

 http://www.haseko.co.jp/hc/news/2009/0728.html

 

専門的な内容ですいません。

マンションのような鉄筋コンクリート構造の場合、設計事務所が作成した平面図や立面図だけでは工事はできません。

平面図や立面図、構造図などを元にして「施工図」と呼ばれる図面を作成する必要があるためです。


一般的に施工図は、設計事務所ではなく施工業者が作成します。

今回の記事は、その施工図のうち、配筋部分をパソコンで自動化したというものです。


施工図の作成には、経験が必要とされる部分が多いとされますが、個人的にはパソコンによる自動化で、かなりのことが出来るのではないかと思っています。

今後は図面の作成だけでなく、材料の本数・形状の拾い出しまで可能にする方針のようですが、そこまでのシステムになると、現場としてはかなり助かると思います。

鉄筋の加工場で加工するためのデータまで作成できるようになれば、かなり便利だと思います。

 

最近では、コスト削減のため、中国やベトナム、上海などで安価に施工図を作成してくれる会社が複数あります。
元の図面データをインターネット経由で送ると、施工図にしてくれるというサービスです。
既に大手と呼ばれるゼネコンでも、多く採用されているようです。


施工図の単価だけで比べると、国内作成の施工図は、海外発注の単価にはかないません。
そうなると、国内で作成されている施工図の単価というものの、長期的に見て下落傾向になると思います。

ITの普及により、これまで国内で行なわれていた業務が、海外に出て行く形ですが、この流れは止められないと思います。


ちなみに、木造住宅におけるプレカット図の作成も、最近では海外で作成されることがあります。
時代の流れですね。


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