右の写真は、一戸建て 工事現場 施工品質チェックの現場において、土台敷き立会いで見た、ホールダウン金物用アンカーボルトの穴あけ部分の写真です。
何とも無い写真に見えるかも知れませんが、金物と土台に開けられた穴のクリアランス(すき間)が小さいのです。
このような土台の穴あけは全て現場加工。
多くの現場では、ハンドドリルを使って土台に穴あけします。
そのため、ドリルの傾きや位置出しの誤差を吸収するという点から、金物よりも少し大きめの穴を空けるのが普通。
今回の現場は、その穴が小さく、クリアランスが最小限。
穴あけ精度に自信が無いと、この穴の大きさで施工するのは難しい。
どうやったのか大工さんに聞いてみると、写真のようなドリルの固定工具(ドリルスタンド)を使ったのだとか。
ボール盤までの加工精度は出ないでしょうが、手作業で穴あけするより、高い精度が出ます。
これなら納得。
ちなみに、このドリルスタンドを使ったのは、今回で2棟目だとか。
前の物件で使ってみて調子が良かったため、今回も使うことにしたそうです。
ホールダウン金物に使うアンカーボルトは、基礎コンクリートと柱を直結させるためのものですので、力学的に言うと、土台の穴の大小は建物の強度とは関係ありません。
一般の方が見ても、その差が分かりにくい違いで、建物が完成してしまえば全く見えなくなる箇所ではありますが、大工さんのこだわりが感じられました。
↓ランキングに参加中。このブログは今何位?
にほんブログ村


