軽井沢。
工事も終盤。6月には内覧会です。
現場の近くでは、坂東栄二さんの番組のロケ(生放送)が行われていました。気温が低く、雨の中での撮影は大変だったでしょう。
現場に着くと、床下暖房が試験運転中。
暖房が入っているエリアは、あったか。
この物件の暖房で私が目指したのは、「暖房しているのがわからないあたたかさ」
「明らかにここに熱源がある」と分かるような暖房は、計画としても快適性としても上手くないと思うのです。
本物件の暖房エリアは、床下暖房+床暖房の組み合わせで、建物全体の100%。暖房が入っていない範囲はありません。
暖房範囲を広げることにより、床の表面温度を下げられますので、上昇気流も少なく、快適性が上がります。
ご依頼者にとっても、この建物を訪れるゲストの方にも、最高の空間になって欲しいと思います。
熱源となる、ヒートポンプ温水熱源、エコヌクールの温水温度はこの日の設定では50℃。
最大55℃のお湯が作れますが、50℃で十分あたたかくなっていました。
むしろ暑いくらい。職人さんは窓を開けて作業しています。
写真は、エコヌクールのメインリモコン(左)と、サンポットのルームリモコン(右)。
エコヌクールの技術資料には載っていない温度コントロールの方法です。
私自身、初めての組み合わせで心配もあったものの、技術的に大丈夫だと確信して採用して頂きました。
最終的には、細かな微調整を内覧会のときなどに行ってからお引渡しでしょう。
この物件の建築を通じて、私が嬉しいと思うのが、工事に関わった関係者の、断熱・省エネ・暖房の意識が変わったことでしょう。
詳細設計を行った設計事務所の方は、未経験の暖房方式でありましたが、これまでの経験を生かして、難しい納まりを考えてくれました。
元請の大手ハウスメーカーの担当者も、断熱について深く理解して頂きました。この後に続く物件にも、本物件の良いところを採用して欲しいと思います。
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