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品質チェック(施工チェック)三昧

2008年04月04日

朝1で品質チェックの現場へ、コンクリートの打設立会い。

綺麗に型枠が組まれ、コンクリートの品質試験が行われた後にコンクリートが流されていきます。人通りが多い場所での工事ですが、心配していたコンクリートの輸送について、大きなトラブルはありませんでした。

型枠の端の攪拌 今回は、底面のコンクリートと立上りのコンクリートの1回打ち。
つなぎ目が生じず、強度や止水、工程短縮上のメリットがあります。

コンクリートが流し終わっている部分から、写真のような機械を使って、型枠近くのコンクリートを攪拌されます。
この攪拌作業を行う業者さんは少数ですが、作業の有無でコンクリートの仕上りは全然違います。この作業を行ったコンクリートは、表面に気泡が少なく、ツルッ!としているんです。

一手間余分にかかっているだけ、良いものが出来そうです。

コンクリートの打設が終わった後は、車で70kmほど北上。
別の品質チェックの現場で、断熱材と屋根の合板の確認です。

実はこの現場、前回のチェック時に屋根の合板の種類が間違っていました。図面上では構造用合板ですが、実際には普通合板だったのです。
現場には、既に施工してあったガルバニウム鋼板や、防水のアスファルトが取り外されていました。

現場にみえた大工さんに聞いたところ、間違いの元は、木材屋さんの間違い。伝票には構造用合板と記してあったそうです。
修繕費用は木材屋さんとなるそうで、今回の屋根部分のやり直しの金額は、多分、150万円くらいの負担になっているのではないかと。。。

現場を後にして、事務所に戻ります。

夜からは、これから着工する品質チェックの事前確認。
設計、施工業者さんとの打ち合わせです。先方は設計、施工者合わせて5名と多め。

現場は今月から着工ですが、事前に図面をチェックしたところ、構造部分の間違い(昨年の法改正による変更点が反映されていない)があったため、急遽打ち合わせとなりました。

打ち合わせの結果、構造部分に関する疑問は解消しました。構造に詳しい方がみえたので良かったです。

この業者さん、高気密高断熱が売り物とお話されていました。
しかし、浴室部分の基礎断熱が図示されていなかったので確認すると、「???」という感じでした。

公庫の仕様書に図示されていることですので、それを示すとすぐにご理解して頂き、変更を承諾して頂きました。

来週地鎮祭となりますが、よろしくお願い致します。

ご相談はお早めに

2008年04月05日

千葉県で、品質チェックの地鎮祭立会いへ。
道路が混んでいたため焦りましたが、間に合いました。

着工前に業者さんとはお会いしているため、気が楽です。
天候は快晴で、何事も無く地鎮祭が終わりました。

夕方からは、新しいご依頼による品質チェックの初回面談。

業者さんとの請負契約前のタイミングです。
図面類を確認しますが、図面は少なく、見積書もA4用紙1枚だけの簡単なもの。うーむ。
これだけの資料で、住宅の請負契約をするのは早すぎます。

とりあえず、もう少し詳細な図面と、詳細な見積りをお願いしました。図面が簡単では、現場をチェックしようにも、チェックする項目が少なくなってしまいますからね。

しかし、早い段階でのご相談で良かったです。契約前の図面の段階であれば、簡単に変更が出来ますし、安全性などを把握して十分に納得した後に契約することが出来ます。

お問合せが多いサービスでは、ご依頼のタイミングによっては承ることができない場合もあります。
品質チェックだけでなく、サービスのご相談はお早めに。

施工誤差

2008年04月11日

品質チェックでツーバイフォーの防水・断熱確認へ

石膏ボードのビス間隔 写真は現場に搬入されていた石膏ボード。
ツーバイフォーでは内装下地となる石膏ボードにビス間隔の規定があります。
外周部は100mm間隔以内。

この業者さんはビス間隔を守るため、あらかじめビス間隔が印刷された石膏ボードを使っています。(普通のものは印刷されていません。)
そのマークを実測すると、96mm間隔くらい。あらかじめ、施工誤差を考慮して、細かく印刷してあるのですね。

ちなみにこのビス間隔の印刷、以前の同じ業者さんの現場では赤い丸印だったと思います。
少し見づらい感じだったので、この黒色の十字に変えたのでしょうか。

栃木県足利市、新築物件で柱を交換中に倒壊の、ナゼ?

先ほどテレビを見ていたら、栃木県足利市で、新築物件の柱を交換している最中に、建物が倒壊したというニュースが流れていました。

映像には、建築業者名と「地震に強い家」というキャッチフレーズが書かれた垂れ幕も出ていました。

映像に出ていた柱の断面に、丸い穴が空いていましたのですぐに金物工法だと分かりました。間違いありません。
建築業者のホームページを見ても、確かに金物工法が採用されていると書かれています。

金物工法の場合、柱を抜く為には20cmはジャッキアップしないといけないですから、かなり危険な作業だというのが想像出来ます。

柱を上げるためには、外側に構造用合板が張ってあれば合板を、筋かいが取り付けられていれば筋かいを取り外さなくてはいけませんが、それら(耐力壁)を取り外すと、水平力に抵抗する要素が無くなってしまいます。
柱全てを完全に水平に持ち上げられない限り、重たい瓦屋根の荷重によって水平力が生じますが、柱と金物だけの接合のみで耐力壁が無い状態ではとても持たないでしょう。

しかし、そもそもこの作業に疑問があります。
ニュースでは、柱の強度不足と報道されていたものの、普通、木造2階建てにおいて柱の圧縮強度というのは、オーバースペックになり、強度が不足することはほとんど無いためです。曲げについても、普通は壁が力を負担しますので、吹き抜けなどの柱で無い限り、あまり問題になりません。
特に金物工法では、使われる部材は柱も梁も集成材がほとんどですので、強度の裏づけは無垢材より出来ています。

もし、強度が不足していたとしても、建物全ての柱で強度が足りないとは考えられず、数本の柱において横に添え柱を追加する程度で済むのではないかと思うのです。

同様の事故が起きないよう、続報が出てくることを期待します。

床下暖房の蓄熱スラブヒーター

2008年04月12日

スラブヒーター 千葉の外房で品質チェックの配筋検査。ずいぶん遠くに来た感じ。

配筋検査ではいくつか指摘があったものの、現場監督さんと基礎屋さんですぐに是正。

是正の後に行われたのが、写真のスラブヒーターの設置。
ベタ基礎のスラブにヒーターを埋め込み、通電させることでコンクリート全面を暖めて蓄熱暖房する仕組み。
床暖房ではなく、「床下」暖房の1つです。

ヒーターの容量がかなり大きいことに個人的には驚きました。
もっと少なくても回りそうなものですが、安全率といったところでしょうか。

雨の中の配筋検査

2008年04月18日

雨の中、品質チェックの現場に配筋検査へ。
物件の規模が大きいため、スーさんと2人で確認。

現場には、現場監督さんの他、職人さんが多数。
普通、柱が立っていない基礎の段階では、建物が狭く見えるものなのですが、この現場はやはり大きい。配筋検査のやりがいがあります。

雨の中の配筋検査 雨が降る中、傘を持ってのチェックは、片手がふさがる為に無理ですので、上にはレインウェア。
靴は当然、長靴です。写真のように、雨が降った現場は泥だらけになってしまいますからね。

配筋検査では、いくつかの指摘事項がありましたが、その場で職人さんに是正して頂きました。

配筋検査終了後、びしょ濡れになったレインウェアを脱ぎましたが、中の服はサラリ。レインウェアには、透湿性があるものと、無いものがあります。

レインウェアで透湿性が無い場合、レインウェアの中で蒸れてしまって不快ですが、透湿性があるタイプであればかなり蒸れにくくなります。透湿性が高ければ高いほど、蒸れにくくなります。

レインウェアの透湿性は、素材1m2当たり、24時間に何グラムの水分を透過するか示される、g/m2/24hという単位が使われます。
GORE-TEXで知られるような透湿性素材の場合、この透湿性が10,000グラムを超えるものもありますが、それらは登山用やスポーツ用で高価。
工事現場では、すぐに汚れたり破れたりしてしまいますので、傷むのが怖くて使えません・・・。

聖火

2008年04月25日

山手トンネルが開通してから、渋滞がかなり減った朝の首都高5号線。

しかし、今朝は板橋の辺りで渋滞。
上空には6~7台のヘリコプターがホバリング。

大きな事件か事故でもあったのか、それとも要人が来日しているのかと思い、ニュースを見てみると原因は違いました。
どうやらちょうど、聖火を高速道路で運んでいたらしく、ヘリコプターはそれを追っていたようです。明日、無事に聖火リレーが終わるといいですが 首都高5号線

現場チェック三昧

今日は朝1番から、品質チェックの現場で、コンクリートの打設前の確認。
物件規模が大きいため、アンカーボルトの本数を確認するだけでもかなりの時間がかかりました。

現場でアンカーボルトなどを確認中、別の現場監督さんから着信が。
明日に予定していた配筋検査を、今日の午後に行いたいとのこと。

施工側からのご依頼ではなく、建築主からのご依頼が基本となっている、さくら事務所の品質チェック。こちらの都合でチェック日を決められるということはあまり無く、先方の工事の都合に合わせる必要があります。これが、このサービスの、日程調整上の辛いところ。

幸い、現場までの移動時間は短いので助かりました。
コンクリートの品質試験に立ち会った後、その配筋検査の現場へ。

現場には、以前にお会いした営業担当者の他、社内の検査員の方が2名みえました。早速、合同でチェック開始。

配筋は、パッと見た感じ綺麗です。鉄筋に、直径16mmと一戸建てではやや大きいものを使っているからでしょう。

こちらの業者さんの配筋検査は、私は初めて。(厳密に言うと、この会社が提供している、他の工法は何度か経験があります。)
基礎伏図と基礎の配筋仕様の図面を見ますが、うーん、なかなか難解。
構造計算されているそうで、1つの配筋の通りでも、主筋の太さや本数などが微妙に違っています。これは、作るのもチェックするのも手間がかかりそう。
鉄筋の量は増えてしまいますが、もう少し安全側に仕様を統一・単純化した方が施工はラクでしょう。私が設計者ならそうします。

チェックの結果、補強筋の不備が数箇所。今回の物件は、ユニット配筋と呼ばれる、主な部分が工場で作られたもの。それらを繋ぐ箇所において、不備がありました。

補強筋の不足は直径が16mmの鉄筋だったため、現場には予備が無く、後日の是正となりました。明後日の打設前に是正を確認します。

事務所に帰る前に、さらにもう1件の現場に立ち寄り。
内装の下地となる、石膏ボードのビスの確認です。

ビスはとても細かく施工されていました。良い意味で、この施工業者さんの大工さんは、どの現場でも「検査慣れ」しています。ビスの間隔のような基本的な部分における指摘はほとんどありません。

そういえばこの日の現場は、3件ともツーバイフォーの物件。
施工業者さんはいずれも大手ですが、それぞれ違います。
会社の大小に関わらず、様々な施工業者さんの現場を見ることが出来るというのは、このサービス(品質チェック)を提供している側の強みですね。

各社の仕様や部材などの基本的なところは、全て頭に入っています。

今月は品質チェックの着工が多かったため、配筋検査などの日程がかなりタイトで、正直、ヒヤヒヤでしたが、なんとか日時が重なることなく済みました。
配筋検査やコンクリートの打設は、雨が降るだけですぐに1日、2日は簡単にずれてしまいますから。

先にも書きましたが、チェックの日時をこちらから指定することが出来ればもう少し業務に融通が利きます。しかしながら、施工側としては第三者のチェックのために工事が遅れるのを最も嫌いますので、難しいでしょうね。
今後の課題です。

結婚式でサーモグラフィカメラ

2008年04月26日

刀根さんの結婚式でサーモグラフィカメラを使う三上さん。

かなり怪しい感じです。


コンクリートを流し込む高さ基準

2008年04月28日

朝から品質チェックの、コンクリート打設立ち会いへ。

コンクリート打設 現場で目に入ったのが、鉄筋に取り付けられた洗濯ばさみ。これは、コンクリートを流し込む時に、高さの基準とするものです。

一般的に、コンクリートの高さ基準の目安には、ビニールテープを巻いたり、ペンキを塗ったり、コンクリートの厚みと同じ高さの鉄筋を立てたりします。
しかし、ビニールテープはゴミになりますし、ペンキは打設前に高さの是正があると面倒。鉄筋を立てる場合、細かく言うと防湿シートが破れてしまいます。

しかし、この洗濯ばさみであれば高さの調整は簡単。
鮮やかな色の洗濯ばさみであればよく目立ちます。

それよりも、繰り返し使えて、ゴミにならないのが良いと思います。

 現場は、いろいろなアイデアがあって面白いです。一種のカイゼン!?

コンクリート打設後の様子

コンクリートの高さ基準 洗濯ばさみに合わせてコンクリートを流し込んだ後の様子。

設計通りに高さまでコンクリートが入ったら、洗濯ばさみをすぐに取り外し、固まらないよう水の中に入れておきます。

放置したままだと、コンクリートが固まってしまい、次に使えなくなってしまいますからね。

金物工法のドリフトピン確認

2008年04月29日

特急電車に乗って、品質チェックの建て方立ち会いへ。

物件は木造で、継手を専用の金物とドリフトピンで留めていく金物工法。外周部の合板を張ってしまうと、ピンが見えにくくなってしまうので、早い段階で確認です。

天気は良好。
図面に確認状況を記入しつつ、お手製のドリフトピンチェッカーでドリフトピンをチェック。難しい作業ではありませんが、時間がかかる仕事です。

上棟 チェックの間も建て方作業は進み、無事に上棟となりました。

チェックの結果、ドリフトピンの入れ忘れは8箇所ほどありましたが、その場ですぐに追加して頂きました。

ドリフトピンの入れ忘れ以外では、4寸の通し柱に3.5寸用の短いドリフトピンが入れられていました。

該当箇所のピンは後日全て交換にすることに。

この現場はドリフトピンの交換で解決するでしょうが、こちらの業者さんの他の現場が大丈夫か気になってしまいます。

コンクリート打設

2008年04月30日

コンクリート打設 晴天の中、朝から品質チェックのコンクリート打設立ち合い。
一部が地下室となっている現場です。

地下部分では、コンクリートが隅々まで行き渡るように、木づちでトンカントンカン。
コンクリートの打設に使うポンプ車とそれを操作するポンプ屋さん。

以前、どこかの現場でお会いしたポンプ屋さんだと思いますが、思い出せません…。
どこの現場だったかなぁ~

表面を平らにする土間屋さん

土間屋さん コンクリートの打設は順調に進み、写真はコンクリートを平らにする作業。

一般的にはこの作業は基礎屋さんが行いますがこの現場では土間屋さんが担当。

土間屋さんとは、コンクリートを平らにする専門職です。
専門だけあって、さすがに仕上がりが綺麗です。

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