今日は朝1番から、品質チェックの現場で、コンクリートの打設前の確認。
物件規模が大きいため、アンカーボルトの本数を確認するだけでもかなりの時間がかかりました。
現場でアンカーボルトなどを確認中、別の現場監督さんから着信が。
明日に予定していた配筋検査を、今日の午後に行いたいとのこと。
施工側からのご依頼ではなく、建築主からのご依頼が基本となっている、さくら事務所の品質チェック。こちらの都合でチェック日を決められるということはあまり無く、先方の工事の都合に合わせる必要があります。これが、このサービスの、日程調整上の辛いところ。
幸い、現場までの移動時間は短いので助かりました。
コンクリートの品質試験に立ち会った後、その配筋検査の現場へ。
現場には、以前にお会いした営業担当者の他、社内の検査員の方が2名みえました。早速、合同でチェック開始。
配筋は、パッと見た感じ綺麗です。鉄筋に、直径16mmと一戸建てではやや大きいものを使っているからでしょう。
こちらの業者さんの配筋検査は、私は初めて。(厳密に言うと、この会社が提供している、他の工法は何度か経験があります。)
基礎伏図と基礎の配筋仕様の図面を見ますが、うーん、なかなか難解。
構造計算されているそうで、1つの配筋の通りでも、主筋の太さや本数などが微妙に違っています。これは、作るのもチェックするのも手間がかかりそう。
鉄筋の量は増えてしまいますが、もう少し安全側に仕様を統一・単純化した方が施工はラクでしょう。私が設計者ならそうします。
チェックの結果、補強筋の不備が数箇所。今回の物件は、ユニット配筋と呼ばれる、主な部分が工場で作られたもの。それらを繋ぐ箇所において、不備がありました。
補強筋の不足は直径が16mmの鉄筋だったため、現場には予備が無く、後日の是正となりました。明後日の打設前に是正を確認します。
事務所に帰る前に、さらにもう1件の現場に立ち寄り。
内装の下地となる、石膏ボードのビスの確認です。
ビスはとても細かく施工されていました。良い意味で、この施工業者さんの大工さんは、どの現場でも「検査慣れ」しています。ビスの間隔のような基本的な部分における指摘はほとんどありません。
そういえばこの日の現場は、3件ともツーバイフォーの物件。
施工業者さんはいずれも大手ですが、それぞれ違います。
会社の大小に関わらず、様々な施工業者さんの現場を見ることが出来るというのは、このサービス(品質チェック)を提供している側の強みですね。
各社の仕様や部材などの基本的なところは、全て頭に入っています。
今月は品質チェックの着工が多かったため、配筋検査などの日程がかなりタイトで、正直、ヒヤヒヤでしたが、なんとか日時が重なることなく済みました。
配筋検査やコンクリートの打設は、雨が降るだけですぐに1日、2日は簡単にずれてしまいますから。
先にも書きましたが、チェックの日時をこちらから指定することが出来ればもう少し業務に融通が利きます。しかしながら、施工側としては第三者のチェックのために工事が遅れるのを最も嫌いますので、難しいでしょうね。
今後の課題です。
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