品質チェックの構造検査へ
建物では大工さん、屋根屋さん、電気屋さん、空調屋さんと、様々な職種の方が。
2階では天井の断熱作業が行われていました。
断熱材は袋に入っていない裸のグラスウールで色は赤(ピンクとも言う)。
グラスウールというと黄色が多いのですが、実は赤色には意味があります。
国産グラスウールは、赤色=高性能商品というルールがあるのです。なお、この場合の色は、グラスウールそのものの色で、パッケージの色ではありません。
黄色のグラスウールにも、高性能なものがありますが、必ずしも高性能の商品ばかりではなく、10k/m3という最低ランクのラインナップもあります。(出荷量的には、10k/m3の商品が最も多いと思います。)
しかし、壁・天井用で、板状の赤色のグラスウールの商品には、10k/m3のラインナップは無く、16k、24k、高性能16kという高性能な商品だけです。
具体例を示します。
日本のグラスウール業界は、(株)マグと旭ファイバーグラス(株)で全体の8割のシェアを占めているとされています。
この2つの会社で、赤色のグラスウールの商品名は、(株)マグが、
マグルージュ、マグルージュフレックス、旭ファイバーグラス(株)が、Hi-R(ハイ・アール)となっていますが、いずれも高性能な商品のみのラインナップとなっています。
住宅の建築現場の写真などで、黄色のグラスウールが施工されていたら、性能の低い断熱材か、高性能な断熱材か確定できません。しかし、、赤色のグラスウールであれば、高性能な商品で確定ですので、覚えておいて損は無いと思います。
余談ですが、この物件は気密測定を行います。
大工さんに、「どのくらいの性能が出そうですかね?」と聞くと、
「う~ん、ここは小屋裏があるから悪いんじゃないかな。(C値)0.3~0.4だと思うよ」
とのこと。それだけ出れば十分です!


