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先張り防湿シートとは何?防湿シートを連続し、気密性を上げるために

2008年01月29日

先張りシート 品質チェックでツーバイフォーの建て方確認へ。今日は小雨で寒い。

写真は2階のフレーミングの様子です。緑色のものは防湿気密シート。 0.2mm厚の厚手のものです。基礎の下に敷きこむ一般的な0.1mmと比べて触った感じもかなり厚め。手で引っ張っても破れません。

このシートは用途上、先張りシートと呼び、
 外周部の壁と交差する間仕切り壁
 階間部など
に施工します。

この施工業者さんは、高性能が売りの業者さんなのでこのような施工をしています。

先張りシートは何の為にあるのでしょうか?

答えは、
「グラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材を充填断熱として施工する際、施工を簡略化しつつ気密・防湿性を高める為」
です。

 高性能住宅に関わる人には、先張りシートは半ば常識化しているものです。先張りシートが無いと気密性を上げるのが難しいですからね。充填断熱で、C値1.0cm2/m2を切ろうと思った場合、必須でしょう。

しかし、関東周辺の業者で先張りシートを知っていて、施工しているところはかなり「まれ」です。 「大手」といわれるハウスメーカーでも、(少なくとも関東周辺では)施工していません。

今回のこの物件のように、何も言わなくても施工している業者さんは貴重な存在です。

周りに大工さんや設計士がいたら聞いてみてください。先張りシートを知らない事の方が多いと思います。一般的な袋入りグラスウールを、柱の内側で留めてしまう大工さんなどには、頭に無い世界の話です。

ツーバイだけでなく、在来工法でも高性能住宅では、先張りシートを施工するのが一般的です。
その施工位置は、柱と梁の取り合い、火打ち、土台、棟梁、屋根垂木など多くあるため、ツーバイフォーより面倒です。

施工が面倒なため、気密性確保が容易な外張り断熱に走ってしまうところが多いのかも知れません。
外張りのみの場合、断熱性能はイマイチのところが多いですが。


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