建築の技術系専門誌に、「建築知識」という月刊誌があります。
10月31日時点ではバックナンバー扱いですが、この2007年10月号に、木造現場入門というDVDが付いていました。
買ったのはしばらく前ですが、先日ようやくそのDVDを見ました。
100分の映像ということで、長いかな?と思っていましたが、すぐに見終わりました。
木造の在来工法というと、これまでの「経験」のみに頼り、新しい技術や理論などを知らない人も業界には多いのですが、このDVDに出ている方は違います。バッチリ詳しいですね。
ちなみに、木造の在来工法で、耐震について詳しいか詳しくないかを見分けるためには、「通し柱」の意義や欠点などを聞けば分かります。
DVDの中では、その点でもバッチリです。「通し柱」に関する章だけでも見る価値があると思います。
その他、映像の中で良かったのは、屋根の作り方。あの納め方は綺麗で剛性も出ます。プレカットの時代ならではの納め方。
断熱面では、ややあっさりした感じでした。収録された現場の性能も、外部にポリスチレンの外張りと、褒められるほど高くありません。
(テロップも、ポリスチレンフォームが、ポリスチレンホームになってました。家じゃないんですから。)
断熱と構造、両方詳しい人というのは少数ですね。
エクスナレッジ絡みとして、書籍「外断熱」が危ない!(タイトルとその中身は違いますが)の著者である、西方設計の西方里見さんの断熱講義があったら魅力的です。
長くなりましたが、全体的にはとても良いDVDだと思います。
建築関係者だけでなく、一般の方にもご覧頂きたいです。


