品質チェックの配筋検査へ。
現場に到着後しばらくすると、こちらのハウスメーカーの、社内検査官の方がみえました。
早速配筋検査です。今回は深基礎部分のチェックがメイン。
現場に入ったときに既に分かる指摘箇所が1つ。鉄筋の間隔が広い箇所がありました。
一定距離ごとに工場で作られた、「ユニット配筋」で鉄筋が組み上げられていますが、そのつなぎ目部分が広すぎたようです。
図面では200mm間隔なので、間隔が広い部分には、鉄筋を追加することになりました。
その後、配置図を元に、配置と高さ関係のチェック。
まずは配置の確認。境界からの離れ位置などは、図面通りでOK。
基礎部分の対角線の長さもバッチリ。ちなみに、対角線の長さが違っている場合、どこかに問題があります。
その後、高さの基準となる位置(ベンチマーク)から、順次高さを確認していきます。
高さ関係では、大きな問題は無かったものの、捨てコンクリート部分において、少し低すぎる場所が。ただし、誤差の範囲でした。
チェック後、この検査官の方は、職人さんたちに対して、
「捨てコンクリートだと思うから、誤差を許してしまう。これは、かぶり厚を確保するための、レベルコンクリートなのだから、しっかりと高さの精度を出すように」
と伝えていました。
おっしゃる通り。全く同感です。
「捨てコンクリート」と「レベルコンクリート」
材料となるコンクリートも、その使い方も同じです。
何が違うのか?それは、「意識」だと思います。
レベルコンクリートだとすれば、高さ精度を出すために、より丁寧に作業を行うでしょう。
「捨てコンクリート」だとすれば、「捨て」ですから、そこまで意識することなく、雑に考えて施工する恐れがあります。
私も、捨てコンクリートという呼び方には抵抗があります。
そのため、さくら事務所から出ている、「絶対に失敗しない家づくり」の中や、Yahoo!不動産のマイホーム購入ガイドの中では、説明の際にレベルコンクリートと書き、予備的に捨てコンクリートを併記しています。
材料も使い方も同じものではありますが、意識の違いで仕上がりも違うものです。
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