朝1番で、品質チェックの配筋検査へ。
高速道路で行こうと思っていたけど、混んでいたので一般道(環七)で。
しばらく順調だったものの、環七も混んでいる。混む場所はわかっているので、脇道を抜けて渋滞を回避。予定より15分ほど早く到着
現場の鉄筋は、ユニット配筋(一定の長さで鉄筋が組みあがっており、それぞれを鉄筋で繋ぐもの)ではなく、全て現場での手組み。
一般的にユニット配筋の方が良いとされており、大手ハウスメーカーはほとんど全てユニット配筋。
しかし、ユニット配筋の場合、基礎形状が複雑な場合や、交点が多い場合には、補強筋が何段も重なってしまうというデメリットがあります。
手組みの場合、施工者の腕にもよりますが、鉄筋の加工次第でそれを避けられます。
右の写真は、この現場での写真。
立体感が分かりづらいかも知れませんが、鉄筋を立体的に加工してあります。ユニット配筋の場合、こんなにシンプルになることはなく、補強筋が何本も重なってしまいます。
交点がシンプルになるのは、手組みのメリットですね。
指摘事項として、鉄筋位置のずれがありましたが、すぐに直してもらいました。
しかし、その後で問題が。
着工前にもらっていた基礎伏図には、アンカーボルトの位置が書いてなかったので、配筋検査時にはしっかりと書かれたものがもらえるものだと思っていました。
しかし、普段からこちらの業者さんはそのような図面は書いていないとのこと・・・。
それは、マズい。
なぜなら、図面が無いということは、基礎を担当する職人さんによって、アンカーボルトの位置が変わってしまうということです。つまり、職人さんの知識によって、建物の耐震性が左右されるということ。
幸い、設計者も現場にみえたので、型枠を組む段階までに、アンカーボルトの位置を追加した基礎伏図を書いていただくことになりました。
配筋検査後、車で北上。別の現場で、外装+断熱の確認。
断熱の施工に不備があったので、現場監督さんに伝えました。
その後、南下して次の現場へ。
型枠の確認です。アンカーボルトの位置を図面と照合すると、2本不足。1本は、職人さんも分かっていましたが、もう1本は見落としでした。
現場には、予備のアンカーボルトが無いので、明日の打設前に追加することに。
ここで、目にとまったものが。
それは、アンカーボルトを結束する固定支持具。
アンカーボルトの先付けには、いろいろなタイプがあります。
型枠に取り付けるものや、鉄筋に取り付けるもの。
鉄骨系のハウスメーカーでは、型枠の上に金属製のプレートを置き、そのプレートにアンカーボルトを配置します。
鉄筋に取り付けるタイプは、安価でコンクリートの打設がしやすいものの、鉄筋の位置が悪いとアンカーボルトの精度が悪くなります。
この現場で使われていたのは、右のように、鉄筋に取り付けるタイプ。
幸い、この現場では鉄筋位置が精度上の問題になることはありませんでした。
このようなタイプの固定支持具は、金属製のものがほとんど。金属の弾性を利用するタイプです。
しかし、実際に使ってみると、意外と取り付けのときに硬くて大変だったりします。
この現場では、ゴムっぽい樹脂製のものでした。これなら柔らかく、かつ弾力性もあり、取り付けが簡単そうです。
サイズはとても小さめ。
製造コストも安そう。
現場には、いろいろなアイデア商品があるものですね。
このようなアイデア商品や、各種工法・部材を広く知ることができるのは、いろいろな業者さんの現場を見ることができる、この仕事の醍醐味かも知れません!?
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