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コンクリート型枠の存置期間 JASS5

2007年08月08日

今日は、品質チェックのコンクリート打設立会い。
ご依頼者も現場で、打設の立会いです。

まずは、前日の配筋チェックで指摘した内容の確認を。
主にかぶり厚不足の指摘でしたが、型枠をずらして、かぶり厚を確保していました。
コンクリートの量は増えますが、全体から見れば微々たるものです。

この日はコンクリートの底部分の打設でしたが、打設前に施工業者さんが、「型枠を明日外してもいいですか?」と聞いてきました。
「この天気なら、明日には固まっているので」という理由です。

お盆前の休み前に仕事を終わらせたいのは分かるのですが、残念ながら翌日ではダメです。期間が短すぎます。

このような時、コンクリート型枠の存置期間の根拠が問題となります。建築基準法には、そこまで細かなことは書かれておらず、指摘しようにも、強制力が無いためです。

マンションの場合、どの基準を標準とするか設計図書に書かれているので、それが根拠となります。
今回の場合、鉄骨造の建物でしたが、設計図書の標準仕様書に、コンクリートの施工は「JASS5による」と書かれていましたので、ラッキーでした。これを根拠とすることが出来るからです。

JASS5とは、日本建築学会の標準仕様書のうち、鉄筋コンクリート工事に関する仕様書です。

JASS5の記載は、私が書いたものではなく、当然ながら設計、施工側が書いたものです。
図面の中でその記述を施工側に見せると、納得されたようで、その基準に従うことになりました。

打設そのものは無事完了。
暑い日が続きますので、型枠を外すまで、ときどき散水しておくのが理想です。
幸い、ご依頼者のご実家がすぐ近所ですので、ホースで散水することを薦めてきました。

綺麗なコンクリートに仕上がるといいですね。


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