24時間計画換気の設計をするときには、空気の入口と出口の位置がとても重要です。
このとき、
新鮮な空気の入口を「給気口(きゅうきこう)」
汚れた空気の出口を「排気口(はいきこう)」
といいます。
これは、水道において、
綺麗な水が出てくることを、給水
汚れた水を排出することを、排水
と言うことと似ています。
時々、「給気口」を「吸気口」としていることがありますがこれは誤りです。
今後ご説明する換気方式によっては、空気を吸うのではなく、押し出すこともあるからです。
先ほどの水道の例でも、綺麗な水が出てくることを「吸水」とはしませんね。
これは、水の出てくる方法(押し出しているのか、吸い込んでいるのか)はどうでもよくて、綺麗な水かどうかだけを気にしているからです。
また、汚れた水を送ることを、給水ともいいませんね。
24時間計画換気の「給気口」も、綺麗な空気が入って来る場所なのかどうかを気にしているのであって、空気を移動させる方法は、はっきり言ってどうでも良いのです。
従って、「給気口」を「吸気口」と設計図に書いてくる設計者には注意が必要です。
省エネや換気の知識が乏しい可能性が高いからです。言葉の使い方1つを見ても、設計の能力や知識というのが分かるときがあります。


