「通風」は、窓を開け、外気の風を利用して体感温度を下げたり、涼感を与えたりするのが目的です。
通風は、「draft」や「cross ventilation」と訳されます。
通風の目的は、体に風を当てて体感温度を下げたり、涼感を与えることですから、気流の向きはあまり考えていません。
また、屋外の風の向きによって、状況が左右されます。
そのため、通風で計画的に空気を入れ替えるといったことは、非常に難しいといえます。
雨が雪が降っているとき、台風が来ているときなどには、窓を開けて空気を入れ替えるというのは出来ません。
また、風が強いと空気の入れ替わる量も多くなりますが、必要以上に空気を入れ替えることは、エネルギーを多く使うことになります。
通風では、居室から汚染室 のような空気の流れが作れないため、トイレの窓を開けたら、においが外に出て行くのではなく、リビング側に流れてしまうといったことも考えられます。
気流の速さは、1秒間に1.0m前後。気流を感じる速さです。
換気回数は、風の強さによって変わり、1時間に5回や、10回といった量になります。
換気と比べるとずっと多いといえます。


