これまでのブログで、海外の省エネ基準を取り上げました。
日本の最も新しい省エネ基準でも、海外と比べるとまだまだ甘いということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
その中、北海道から始まった、省エネ住宅を作る運動があります。
その名は、「Q=1.0(キューワン)プロジェクト」
Q=1.0(キューワン)プロジェクト
http://www.shinjukyo-h.jp/qone/
Q=1.0(キューワン)プロジェクトとは、住宅性能評価の断熱性能最高ランク ~ 次世代省エネ基準値 Q=1.6(北海道の基準)をはるかに上回るQ=1.0を目標値として設定した「超省エネ高性能住宅」に、可能な限り近い家を造ろうというプロジェクトです。
ちなみに、日本の過半数の人口が住んでいる、省エネ地域区分4地域は、Q値=2.7が基準ですので、それよりも6割以上の省エネ住宅ということになります。
Q=1.0の性能であれば、海外の省エネ基準でも楽々とクリア。十分な性能です。
このような高い性能を得るためには、高い設計力と理論的な裏づけ、施工技術が必要です。
簡単に言えば、その道のプロでないと実現は無理です。
そのため設計・施工技術の問題から、まだまだ着工された件数は少ないものの、北海道だけでなく、静岡や東京でも作られています。
ちなみに、Q=1.0の性能を得るためには、壁の中に断熱材を入れるだけでは足りず、大抵は外側にも断熱材を取り付けます。
一戸建ての建物で高い省エネ性を得る場合、最終的に行き着くところは充填断熱+外張り付加断熱です。
充填か?外張りか?などと言ってるのは、高いレベルで見るとナンセンスな論戦なのです。


