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ドイツの省エネ基準 その4

2007年01月29日

flag_germany建物の外皮(≒外壁)面積と体積の比によって、断熱の基準が変わる

ドイツでは、建物の外皮(≒外壁)の面積と体積の比によって、断熱の基準が変わっています。
具体的には、外皮面積 ÷ 建物体積の比率で基準が変わります。

これは、建物の体積が同一の場合でも、外気に面する面積が広いほど、建物のエネルギー消費は増えるためです。

同じ体積でも、外気に面する面積が違う例
Blog2007012901
左と右のイラストは、同じ体積です。
しかし、右のイラストは、左のイラストよりも表面積が約1.2倍になっているので、同じ断熱の仕様で作ったとしても、右のイラストの方が多くのエネルギーを必要とします。

日本の次世代省エネルギー基準を満たすためには、2つの方法があります。

 1. 基準で定められた、壁・床・天井の断熱の仕様で建てる
 2. 家全体の熱の逃げる程度を計算して、基準を満たすようにする

1. は、「北海道では、壁は○○cm以上、床は○○cm以上」などと基準が定めてありますので、それを満たせば計算しなくてOKという方法。

2. は、壁の断熱材の厚みは薄いけど、天井と床とサッシでそれを補っているので、家全体として省エネ性を計算してOKという方法です。

建物の外観が複雑な場合、1.の方法で基準をクリアしていても、2.の方法ではクリアできない可能性があります。

ドイツの基準は、そのようなことを無くすために、外皮面積 ÷ 建物体積の比率によって基準を変えているのではないでしょうか。


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