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断熱の方法 充填断熱工法 施工の問題点 天井断熱

2006年01月13日

▼天井部分の断熱▼
今回は、天井部分の断熱に関してです。

日本で建てられている一戸建ての多くは、天井部分に断熱材があります。
また、その断熱材は、壁に使われているものと同じ物が使われる場合がほとんどです。

さくら事務所では、建物調査(インスペクション)で日々建物に接しており、一戸建てで小屋裏の点検口があるときは、そこから小屋裏を確認します。

この時、小屋裏の断熱材がキチンと入っていないケースがよくあります。
以下は、現場で見た良くない施工例です。いずれも、カタログ通りの断熱性能を発揮するのは難しいでしょう。

断熱材が配線の上になっている例

断熱材が、配線の上になっています。このすき間から熱が伝わってしまいます。


長さが調整されていない例

長さを切りそろえないと、すき間が出来てしまいます。入れれば良いという訳ではありません。


ぎゅうぎゅう詰め

そんなに無理して押し込まなくても・・・。切ったらしっかりと納まります。


押し込みすぎ

かなり無茶してますね。断熱材が踊っているようです。

▼天井部分の断熱は、なかなか大変▼
天井に使われている断熱材は、壁と同じ物が使われていることがほとんどだと、先ほど書きました。

一般的な断熱材(袋入りグラスウール)は、柱と柱の間隔で長さが決められています。

そのため、天井部分に使う場合には、長さや幅の調整が必要となり、切ったり繋いだりする必要があります。

一戸建ての天井は、2階の梁から天井を「吊るして」あります。

吊るしている部材はそれほど太い材料ではないので、大人が乗ると、ミシミシ!と音を立てて壊れてしまうでしょう。(実際、私もあやうく落ちかけたことが・・・)

そのため、断熱材を敷きこむ作業は、梁の上から行うことなります。断熱材を敷きこむときには、天井を吊っている木を避けながらの作業です。
小屋裏の高さが高い場合は動きやすいですが、小屋裏が低いときの作業はとても大変です。現場では、なかなか図面通りにはいかないものです。屋根から釘が飛び出していることもあり、頭上にも気をつける必要があります。

夏の時期には、小屋裏はサウナのように暑くなることもありますから、天井の断熱材の工事はなかなか大変な作業ですよ。


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