建築士でも知らない人が多い、「耐力壁線」
耐力壁線という考え方は、ツーバイフォー工法では常識です。
なぜなら、ツーバイフォー工法では、その工法の仕様そのものにその考え方が入っているからです。
しかし、軸組構法(在来工法)だけを設計している建築士の中には、耐力壁線という考え方そのものを知らない人が少なくありません。
耐力壁線という言葉自体も聞いたことが無い人もいるでしょう。
これは、軸組構法(在来工法)の仕様には、近年までそのような考え方が無かったからです。
また、建築基準法においても軸組構法(在来工法)では、耐力壁線の考え方は取り入れられていません。
つまり、耐力壁線のことを考えなくても、確認申請は通ります。
軸組構法(在来工法)で耐力壁線を考えるのは、
・軸組構法(在来工法)に「詳しい人」が設計する場合
(ツーバイフォーも手がける設計者のことが多い)
・住宅性能表示制度の、耐震等級2、3を得る場合
がほとんどと言って良いでしょう。
ここで言う軸組構法(在来工法)に「詳しい人」というのは、
昔から軸組構法(在来工法)を作っている人という意味ではなく、
最新の木構造の研究結果・技術などを勉強している人という意味です。
現在、物件を検討されている方は、耐力壁線について知っているか、業者さんに聞いてみるといいですね。
業者さんの、耐震性に関する知識がわかるでしょう。
それでは、耐力壁線を、どのように設計に取り入れていけば良いのでしょうか。
続きは次回のブログで。





