前回、一戸建てで多い構法は、
・軸組工法(在来工法)
・ツーバイフォー工法(枠組壁工法・わくぐみかべこうほう)
の2つが多いと書きました。
その具体的なデータが、住宅金融公庫にありましたので、概要を引用します。
データ元
調査結果でみる公庫融資住宅の仕様について(住宅金融公庫)
http://www.jyukou.go.jp/chisiki/chosa/shuyoudata_h14.html(2007年9月時点でリンク切れ)
工法別の割合:平成14年度
在来木造(軸組) :61.7%
プレハブ工法 :20.7%
枠組壁工法(2×4):13.4%
その他の工法 : 4.2%
プレハブ工法というのは、
・木質系
・鉄骨系
・コンクリート系
・ユニット系
など、いろいろな種類があり、それぞれを採用しているのは棟数の多い大手ハウスメーカーばかりなので、工法として分類すると、割合が多くなっているのでしょう。
ちなみに、この調査から9年前(平成5年)の結果は、以下の通りです。
在来木造(軸組) :66.1%
プレハブ工法 :22.7%
枠組壁工法(2×4): 5.4%
その他の工法 : 5.8%
プレハブ工法はあまり変わっていませんが、在来木造(軸組)が減って、ツーバイフォー工法(枠組壁構法)が大きく増えています。
工法の割合は地域によって違いがあり、北海道、北陸、九州では在来木造(軸組)の割合が高くなっています。
北海道では、プレハブ住宅が全国平均の6分の1と少ないため、在来木造(軸組)の割合が増えていると思われます。
また、北海道はツーバイフォー工法(枠組壁工法)の割合が首都圏とほぼ同じくらい高い地域です。
九州は、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)の割合が全国で最も低くなっています。
首都圏と近畿では在来木造(軸組)の割合が低くなっています。
全国平均でみると、ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は、9年前の約2.5倍ですから、かなり増えていますね。
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は今日では十分認知されており、構造そのものがシステム化され、耐震性が高いことや、高断熱にしやすいことからも、今後も着工数が伸びていくのではないでしょうか。


