タイヤメーカーのテレビCMで、砂漠の中で発電している映像が流れています。
長時間録画をした映像を早送りすることによって、パラボラアンテナのような金属板が、太陽の向きを追っているのが分かります。
そのCMの中の中で、「太陽光発電で、CO2削減」と書かれています。
あの場所は、カリフォルニア州 モハベ砂漠のものですが、正確には、太陽「光」ではなくて、太陽「熱」発電でしょうね。
太陽熱発電は、パラボラアンテナのような金属板の焦点部分でオイルなどを高温にし、熱交換器で、水蒸気を作ったり、スターリングエンジンを使ったりしてタービンを回し、発電する方法です。 →参考:wikipedia
CMで流れているのも、一戸建ての屋根の上に乗っているような、平らな太陽光パネルではなく、アンテナタイプのものですよね。
モハベ砂漠でも使われている最新のシステムでは、集光器~送電網までの総合効率が29%にも達するとか。これは、凄い効率です。
一般的な太陽光発電のパネルの変換効率は、10%前後ですから、約2倍の効率です。
研究者の間では、大規模に設備を作る場合には、太陽光発電よりも太陽熱発電の方が、はるかに費用対効果が優れていると聞いたことがあります。
モハベ砂漠での結果を見ても、そう言われているのが分かります。
日本でも、1981年に香川県仁尾町で世界発の太陽熱発電が行われています。
今は実験が終わったため、撤去されていますが、25年前よりも技術的には向上しているはず。
現在の技術を使って、日本でも再び太陽熱発電の検証実験が出来ないものなのかと、思っています。


