▼木の断熱性能を、他の材料で換算すると・・・▼
「木は断熱性能がある」と言われるものの、木の断熱性能は断熱材と比べるとかなり劣ります。
12cmの柱(4寸柱)の断熱性能を、ビーズ法ポリスチレン(いわゆる発泡スチロール)に換算すると、たったの3cm程度にしかなりません。フェノールフォーム断熱材に換算すると、1.6cmとなり、1円玉の直径よりも小さくなります。
木は断熱性能が高いといわれますが、一般的な断熱材と比べるとかなり劣るのです。
そのため、壁の断熱性能を高くしていくと、木部から逃げていく熱の量が無視できなくなります。
ちなみに、12cmの木の柱と同じ断熱性能を「コンクリート」で得るためには約1.3メートルの厚みが必要です。
かなり厚いですね。
また、「鉄」の場合には実に約 67mの厚みが必要です。
ジャンボジェット機の翼の長さが65mくらいですから、それよりも長いことになります。現実的ではありませんね。
そのため鉄骨造は、外張り断熱(外断熱)が本来の姿なのです。
鉄骨の柱と柱の間に断熱材を入れたとしても、柱そのものから熱が出入りしてしまいますからね。
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