▼外張り断熱では性能が出ない?▼
外張り断熱は、充填断熱に比べて性能が出ないといわれることがあります。
外張り断熱に使われる断熱材の価格は、充填断熱で使われるグラスウールのような繊維系断熱材と比べると高価です。
そのため、同じ費用で比べるとコスト的には充填断熱が有利です。
しかし、性能が出ないわけではありません。
以前、さくら事務所にご依頼いただいたある方は、ご自宅を外張り断熱工法で建てられていました。
非常に勉強されていた方で、私が知っている一般の方では1~2番目位に詳しかったと思います。
ちなみに、外壁にはフェノールフォーム断熱材の66mm厚のものを使っていました。
その物件の断熱性能は、数値で表すと Q値という1.4W/m2Kという数字になります。
この数値は、小さいほど省エネルギー性能に優れます。
これは、次世代省エネ基準を十分クリアする数値で、関東地域の基準の約2倍の性能です。
このように、外張り断熱では性能が出ないわけではありません。
充填断熱に比べて性能が出ないといわれるのは、厚み3cm前後の断熱材で外張り断熱を行っている業者さんのように、絶対的な厚みが薄い場合です。
ポリスチレンフォームの3cm程度では、やはり高断熱と呼ぶには弱すぎます。
フェノールフォーム断熱材であれば、3.5cmの厚みでも、ポリスチレンフォーム50mm相当になるので、ボチボチといったところでしょうか。
要は、施工業者の設計力と施工力です。
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