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外張り断熱工法のメリット。熱橋が少ない。木造住宅でも熱橋が。

2006年03月06日

◇3. 熱橋(ねっきょう)が少ない
木による断熱性から、「熱橋がない」と言われることがある木造の建物ですが、今日の建物では金物が多く使われ、室内外を貫通する金物も多くあります。

羽子板ボルトの例 羽子板ボルトの例
羽子板ボルトたくさん

厳密には、この部分が熱橋になるといえます。

羽子板ボルトは、室内外を貫通するため、熱を伝えてしまいます。

まだ計算したケースを見たことがありませんが、建物全体で考えると、羽子板ボルト・アンカーボルトなどの金物による熱損失は、小さくないのではないでしょうか。

室内外を貫通する金物は、木造在来工法に多く使われます。
ツーバイフォー(枠組壁工法)では、室内外を貫通する金物は基本的にありませんので、木造軸組工法より熱橋部位は少ないといえます。

充填断熱工法において、この熱橋部分を断熱補強するケースはまれです。
外張り断熱工法では、これらの金物は全て部屋の中なので、熱橋にはなりません。
従って、熱的には安全側となります。

 

熱橋(ねっきょう)】用語解説
「熱橋」とは、断熱材の内と外において、熱を伝える橋のような部位を指します。
先の例では、羽子板ボルトが熱橋になります。断熱材の厚みを厚くすると、断熱性があるとされている「木」でさえも、熱橋となります。
熱橋が多いと、断熱材を多く入れたとしても、全体として建物の断熱性能が低くなります。また、条件によっては、結露の問題も出てきます。

熱橋をヒートブリッジと呼ばれるときがありますが、これは「温かい」熱という意味を含んでいますので、結露の問題となるような「冷たい」熱を意味するときには不適切です。

温かい熱と冷たい熱の両方を示すときには、「サーマルブリッジ」が正解です。


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