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断熱方法 充填断熱工法

2005年10月31日

▼充填断熱工法 (じゅうてんだんねつ こうほう)▼

長かった断熱材のお話も終わり、今回からは断熱の工法についてです。

日本の木造および鉄骨造の建物で最もよく使われる断熱工法が

 充填断熱工法(じゅうてんだんねつ こうほう)です。
 柱間断熱工法(はしらかんだんねつ こうほう)とも呼ばれます。

日本の一戸建てのほとんど全ては、この断熱工法になります。

▼充填断熱工法とは?▼
鉄筋コンクリート造の場合、柱と柱の間には、コンクリートの壁があるのが普通ですが、木造や鉄骨造の場合には、柱と柱の間は一般的に空洞になります。

その空洞の中に、断熱材を詰め込む(充填する)のが、充填断熱工法です。

断熱材には、グラスウールやロックウールのような繊維系断熱材がよく使われます。

▼充填断熱工法のメリット▼
一般的に言われている、充填断熱工法のメリットは以下のようなものです。

 ◇1. 費用が安い
 ◇2. 変わった形状にも対応しやすい
 ◇3. 断熱材の厚みを厚くしやすい

◇1. 費用が安い
これは、工法というよりも使われる断熱材の種類によるものと言えますが、安価な繊維系断熱材がよく使われることにより、断熱に要する費用は安く済みます。

◇2. 変わった形状にも対応しやすい
充填断熱工法で最も使われる繊維系断熱材は曲げることが可能ですので、変わった形状にも対応しやすいとされています。

◇3. 断熱材の厚みを厚くしやすい
一般的な木造住宅の柱の太さは10.5cm~12cmです。
木造住宅での外張り断熱では、その支持方法から厚みに限界があるとされています。
充填断熱工法では、柱などの太さを変えることで、断熱材の厚みを容易に変えることができます。ツーバイフォー工法の場合、幅の広い規格材があるため、在来工法と比べて、より容易に断熱厚みを変更できます。

次回は充填断熱工法のデメリットについてです。
特に、実際の現場での問題点を指摘したいと思います。


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