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外断熱のデメリット 4 ~高い視点で見ると、外断熱しか選択肢は無い~

2005年09月26日

▼外断熱のメリット・デメリットは、作り手の視点で変わる▼
長くに渡って書いてきましたが、外断熱のメリット・デメリットは、作り手の意識・視点で変わります。

「結露防止」という視点で比べるなら、内断熱+折返しでも良いのです。
"結露が起きない範囲だから"といって、方角によって折返しを省くのも手段の1つだと思います。
ただし、今日建てられている建物において、日常生活をしていて建物に結露が出ないというのは、世界的に見て当然のこと。
外気温がマイナス30℃になる地域ならまだしも、日本の大多数が住む地域では、氷点下になる日さえ少ないのです。

外断熱と内断熱には、断熱材の物理的な位置によって超えられない壁があり、利用できる点、メリットが異なります。

blog20050926-01

 ・大きな省エネ  (内断熱で断熱厚みを増やすと部屋が狭くなり、現実的に高断熱は難しい)
 ・蓄熱容量の利用 (内断熱では躯体外側の熱容量を利用出来ない)
 ・建物の長寿命化 (内断熱では熱による躯体の伸縮みは防げない)
 ・地球環境の保護 (建物の長寿命化による、ライフサイクルコストの減少)

などという、より高い視点で見た場合には、外断熱しか選択肢がなくなります。

外断熱に本気で取り組んでいる人にとっては、「結露防止」というのは目的ではなく、当然のことであり、単なる通過点です。

モデルルームなどに行った場合、外断熱のメリット・デメリットを聞いてみてください。
その答えによって、どの程度の視点で「断熱」を考えているか、分かるかも知れません。


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