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在来工法(軸組工法)の金物。床に厚い合板(剛床仕様)を採用する時は、ビスに注意

2005年09月20日

品質チェックの構造検査へ。
構造検査とは、構造上必要な金物などの取り付け位置、種類、方向が図面通りになっているか確認するものです。

全体的に取り付けは良好。図面では金物が書かれていない箇所にも、追加されて入っていました。

コーナー金物 しかし、問題の箇所が。

それは、写真のような、柱と土台、または柱と梁を留める金物にありました。

工事の進捗上、まだ留めつけられていない金物でしたが、その金物の近くに本来留めつけに使用するものとは違うビスが準備してあったのです。

コーナー金物の使い分け 最近の軸組工法(在来工法)では、床面に厚い合板を使って強度を確保することが多くなっています。
これは、阪神淡路大震災以後、急激に増えました。

床の下地に厚い合板を使う場合、ビスを土台や梁に十分入れるためには、直接取り付けるときと比べ、合板の厚み分だけ、長いビスを使用する必要があります。

右のイラストでは、右側が合板の入ったときです。

今回の現場で使われていたメーカーの金物では、合板のときには、7.5cmのビスを使う必要がありますが、準備されていたのは、6cmのもの。長さが1.5cm足りませんでした。

その旨を大工さんに伝えましたが、
「以前、○×の検査員が来た時は、6cmで通った!」
と、反論してきます。
しかし、メーカーの仕様では7.5cmとなっていますから、その方が知らなかったのでしょう。

結局、車に戻ってそのメーカーのカタログを見せ、変更するようにお願いしました。
このような時のために、大手金物メーカーのカタログや住宅金融公庫の仕様書、営繕仕様書などは車に置いてあるのです。

軸組工法(在来工法)で使われる金物は、枠組壁工法(ツーバイフォー工法)と異なり、同じ目的・用途の金物でも、留め付け方法や、ビスの本数、種類がメーカーによって違うので、なかなかやっかいです。
もっとシンプルになると良いのでしょうね。


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