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省エネの基準は、断熱だけじゃない。夏の日射遮蔽(夏季日射取得係数)も重要

2005年08月26日

これまでに、省エネルギーの基準についてお伝えしてきました。

省エネと言われると、「断熱」を思い浮かべる方が多いと思いますが、省エネの基準は断熱だけではありません。
気密性や換気量なども規定されています。

また、夏の時期における太陽の日当たり具合も規定されています。
これは、日当たりが良すぎると夏の冷房費用が大きくなるからです。

太陽の日当たり具合を、難しい言葉で「夏季日射取得係数」と言います。
漢字を見ると何だか難しそうです。

この係数は、

 ・窓の種類
 ・カーテンやブラインドの有無
 ・庇(ひさし)の長さや位置

によって決まります。

夏の日射対策として、昔ながらの長い庇というのは、とても有効です。

最近は庇の短い住まいが増えましたが、

 ・太陽の日差しを遮る
 ・建物にできるだけ雨がかからないようにする

という点から、できるだけ庇は長い方が良いでしょう。

ちなみに、日差しを遮るという意味では、庇は 南東 ~ 南西のような、南側の方位で有効です。

東や西面では、太陽の角度が低くなるので、日差しを遮る目的で庇を長くしてもあまり意味がありません。
このような場合には、カーテンやブラインドが有効です。

しかし、ガラス面で熱を遮る、Low-Eガラス(ロウ・イーガラス)は、建物の外側で日差しを大幅にカットできるので、カーテンやブラインドよりもずっと有効です。カーテンなどの対策は、日差しを遮ることができるものの、一度建物の中に熱を入れてしまうからです。

Low-Eガラス(ロウ・イーガラス)というのは、聞いたことがない方も多いと思います。
また今後ここで出てくると思いますので、今日は言葉だけ覚えておきましょう。


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