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どの性能までを目指すか?次世代省エネ基準はこれから最低ライン

2005年08月22日

前回、前々回と省エネルギー基準についてお伝えしました。

それでは、これから住まいを建てるとき、あるいは今ある建物を断熱リフォームするときに、どの性能までを目指すかを考えてみます。

まず、これからの建物には、次世代省エネ基準を満たす性能は最低限必要でしょう。
(ただし、この基準を満たしていても、国際的なレベルよりはまだ下です)
大手ハウスメーカーでは、全棟この性能を満たしているところもあります。

建物の省エネルギー性能は、熱損失係数:Q値という数字で表されます。
この数字が小さいほど、省エネ性能に優れ、住まいの快適性が増します。
前々回のグラフで、縦軸に示されているのがこれです。

日本で多くの人が住む地域(4地域)の基準は、Q値でいうと、2.7という数字になります。

次世代省エネルギー基準を満たす性能が最低限必要だと先に書きました。
しかし、将来を見越すとこの基準はちょっと力不足かも知れません。

建物の省エネルギー基準は、1980年、1992年、1999年と変わってきました。

今は、2005年ですから前回の改正より6年目となります。
そろそろ、より厳しい基準が新たに作られることでしょう。実際、そのような動きもあります。

そのとき、現在の基準ギリギリで作っていると、将来の基準は満たせなくなります。

新しい基準で、どのレベルの性能を要求してくるか分かりません。

しかし、日本で多くの人が住む地域(4地域)で Q値:2.0くらいの性能を要求してくるのではないかと私は考えています。
ちなみに、Q値:2.0の性能をだすことは、難しいことではありません。

省エネルギーの基準に関しては、将来的に甘くなることは絶対にありません。
将来のことを見越すと、最初から性能を高くしておくか、あるいは断熱リフォームをしやすい仕様にしておくのが良いのではないでしょうか。


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