前回、省エネルギー基準についてお伝えしました。
省エネルギーの基準は、建物が建てられる地域によって、分類されています。
地域の区分は、I(1) から、VI(6)までの6つに分類されています。
都道府県別の大きな分類は以下のようになります。
| 地域の区分 | 都道府県 |
|---|---|
| I地域 | 北海道 |
| II地域 | 青森、岩手、秋田 |
| III地域 | 宮城、山形、福島、栃木、長野、新潟 |
| IV地域 | 茨城、群馬、山梨、富山、石川、福井、岐阜、滋賀、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、三重、京都、大阪、和歌山、兵庫、奈良、岡山、広島、山口、島根、鳥取、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本 |
| V地域 | 宮崎、鹿児島 |
| VI地域 | 沖縄 |
(財)建築環境・省エネルギー機構「住宅の省エネルギー基準の解説」より
この地域の区分は、都道府県だけでなく、市町村別に細かく分類されています。
これは、1つの県の中でも、北と南では気候が大きく違うところがあるからです。
(ちなみに、この市町村別の分類は、基準が作られた1999年当時のものです。近年の市町村合併によって、掲載されている市町村名が無くなっている場合もあるでしょう。)
家をつくる前に、自分の住みたい地域がこの地域区分で、どの分類になるのかを知る必要があります。
自分の地域は、IV(4)地域だが、寒いのが苦手なので、もっと寒いII(2)地域にも対応できる住まいにしたいというのは、全く問題ありません。(その逆にすると、寒い家になってしまいます)
ちなみに、以前、それぞれの地域区分別に、どれだけの人が住んでいるのかを、国勢調査の資料を元に調べたことがあります。
その結果、日本の過半数の人が住んでいる地域は、IV(4)地域でした。
そして、IV(4)地域 ~ VI(6)地域までを合わせると、日本の人口の約8割が、この地域に住んでいることになります。参考までに。


