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燃料電池は万能か? 発電量を上げると、お湯が余ってしょうがない

2005年08月01日

夜のニュースで、燃料電池を採用した住宅が取り上げられていました。
放送されていたのは、ガスでタービンを回して、電気と温水を得るタイプ。

夢のエネルギーなどと言われることもありますが、住宅向けとしては実用的にはまだまだハードルが高いと思っています。

放送中の画面にも少し写っていましたが、住宅向けのものは発電量がたったの 1kW。つまり(日本の一般家庭の場合)、10アンペア。
テレビをつけたまま、ドライヤーを使うと、それで電気の容量オーバーです。

太陽光発電は、4kWの商品がよく使われているようですが、これだと40アンペアとなり、かなりの部分がまかなえます。しかし、10アンペアでは一般家庭にはとても足りません。一人暮らしでも難しいでしょう。

また、普通の家の場合、電気が必要な時間帯と、温水が必要な時間帯は違うのが問題。この時期、昼間はエアコンを動かすために電気が欲しいのですが、燃料電池の場合、電気を作ろうとすると温水まで出来てしまいます。

夜に使う分のお湯が出来たら、それ以上の熱は無駄で、温暖化の原因と言えなくもありません。

このようになってしまうのも、現在の住宅用燃料電池は、発能力よりも、発能力の方が大きいため。
電気を得るとオマケに温水が出来るのではなく、温水を作ったオマケに電気が出来ている状態です。


一般家庭がまかなえるほどの電気を作ろうとすると、温水が余ってしまって使い道がないため、現状では発電量を1kwに抑えざるを得ないのが現状でしょう。

温水を得るのであれば、日射量の多い日本では、太陽温水器が最も有望だと思っています。大気を汚さず、電気も使わず、エネルギー効率は太陽光発電の5倍以上。エネルギーは形を変えないほど効率が良いとされる例です。
導入コストも太陽光発電や、(補助金がたくさん付いた)燃料電池よりも安価です。

2004年12月14日のエントリーにも書きましたが、太陽熱温水器はもう1度見直されても良いものだと思いますが、いかがでしょう。


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