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構造用合板の耐水性の区分を示す、「類」

2005年07月27日

構造用合板の区分 木造住宅が、地震に耐えるための壁(耐力壁)として、筋かいの他に、構造用合板がよく使われます。
構造用合板には、その合板が持つ性能によってJAS規格(日本農林規格)上の分類があります。

1つは、強度による分類。もう1つは、接着剤の耐久性による分類です。
それぞれの分類は、右の写真のように、構造用合板の表面に印字してあります。

強度による分類は、で表され、1級と2級があります。
一般的な使用では、2級で全く問題ありません。在来工法(軸組工法)の場合には、1級でも2級でも壁倍率は 2.5倍で同じです。(ツーバイフォー工法では、厚みと等級によって、壁倍率は 2.5~3.5倍の差があります)

接着剤の耐久性による分類は、で表され、特類と、1類、2類があります。建築の構造部分には、2類は使いません。特類と1類だけです。
問題は、特類と1類の使い分けです。

簡単に言うと、特類は屋外用、1類は室内用です。
解説付きの分類は以下の通り。

分類想定される使用条件試験方法
特類 屋外 または 常時湿潤な状態
72時間煮沸。その後に試験
1類 室内において使用されるもの
4時間の煮沸を2回
(途中20時間の乾燥を含む)

上の表に示したように、特類の認定を得るためには、3日間の煮沸試験を行う必要があります。これは、現実的な使用ではあり得ない、過酷な条件です。

建物の耐久性および、安全性を確保するため、外壁には上のような厳しい試験を通った、「特類」の構造用合板を使うのが大原則です。
(ツーバイフォーをやっている業者さんにとっては「常識」の事ですが、軸組工法の業者さんの中には、たまに知らない方がみえるので・・・。)


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