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配筋検査でビックリ!基礎を南北逆向きに作ってしまった現場

2005年04月20日

品質チェックで、基礎の配筋検査+コンクリート打設立会いのために、朝早い電車に乗って現場へ。
数日前の現場監督さんに確認したところ、この日に配筋は完了している予定です。

現場につくと、まだ誰も来ていませんでした。
コンベックス(メジャー)やペン、デジカメなどが入ったバッグを腰に取り付け、ヘルメットをかぶって現場に入ります。

現場の配筋は綺麗にできていますが、何かが違うような。うーん?と思っていると、基礎屋さんがちょうどトラックに乗ってやってきました。荷台にはたくさんの鉄筋が乗っています。

基礎屋さんが車から降りてくると、
「いや~、配筋を逆向きに作っちゃってさ。全部やり直しで、今日はタダ働きだよ。図面に方角が書いてあったら間違えなかったのになぁ」
とひとこと。

よく見てみると、確かに基礎が180度逆向きです。
配筋を直すために、トラックにたくさんの鉄筋が乗っていたのですね。

基礎屋さんは、配置図が無かったため、間違えてしまったようです。
工事のための基礎伏図(きそぶせず)に、方角は入っていませんでした。
今回は、敷地と建物の関係から、確かに間違いやすいともいえます。

その後、休日だったはずの監督さんも現場にみえ、夕方までに全て直すということになりました。
この日の午後に予定されていたコンクリートの打設は当然延期です。

予定が急に変わってしまったので、周辺の他の現場を回り、夕方に再度出なおすことに。
他の現場を回ったあとに戻ってくると、配筋の向きは直っていました。

立ち上がり部分の距離の間違いや、基礎が図面より30cm長かった箇所はありましたが、すぐに修正。その他は良好でした。

コンクリートを流し込む前に気が付いて、良かったです。コンクリートが固まった後に気が付いた場合には、もっと大変なことになりますから。

 

【オマケ】
この現場、当初の設計では基礎幅が120mmだったので、設計者(兼 施工業者)との打ち合わせのとき、
「120mmではかぶり厚不足になる恐れがあるので、安全のため、基礎幅を150mmにした方が良いのでは?」
と持ちかけました。

すると、「うちは、そんな精度では仕事していない!」と怒られました。
いやー、まさか南北を逆にするほどの精度で工事されるとは思ってもいませんでした。(と、毒づいてみます)

ちなみに、型枠の検査において、やっぱりというか、かぶり厚不足の箇所があったため、部分的に150mmの基礎幅となりましたとさ。
工事を担当していた基礎屋さんいわく、
「うちが今請けている現場で、基礎幅120mmはここだけだ。かぶり厚が取れないから、150mmにして欲しいね」
とか・・・。
現場の職人さんは正直です。


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