セメント工場と、研究所の見学へ。
電車に乗る時、ホームと電車の間に片足を落としてしまい、朝から大出血。
落ちたときはかなり痛かったが、何食わぬ顔で電車に乗って川崎に到着。
セメント工場に到着
大きな煙突が目に留まります。
セメントを作るときには、1450℃というとても高温の炉が必要だということ。1450℃だと鉄はドロドロに溶ける温度です。ちなみに、レンガを焼くときでも1200℃ほど。ホットプレートは200℃ほどしかありませんね。
熱源は、重油かと思っていましたが、微粉炭と廃棄されたプラスチックとのこと。
「プラスチックを燃やす」というと、黒い煙を想像して環境には良くないと思ってしまいますが、1450℃の世界ではダイオキシンとも無縁。
家庭から出るプラスチックはもちろん、工事現場から出る現場発泡ウレタンや発泡スチロールも燃料となるそうです。しかも、1kgから出る熱の量は9000kcalと、灯油よりも多く、石炭と比べると約1.4倍。
ゴミが燃えて、熱量も大きく、二酸化炭素の発生は少ない。一石三鳥でエコロジーじゃないですか。
オマケに、このプラントの説明をされたエンジニアの方が詳しかった。この業界ならず、他の業界のお話も具体的な数字を出して説明してくれる。
製鉄所の窯の内圧は200気圧で・・・とか、工場における石炭の年間使用量とか、熱量とか電気量とか。何を聞いても具体的な数字が出てくる。
個人的にエンジニアという職業が好きなので、このような方にお会いできると嬉しくなります。
午後からはセメントの研究所に移動
研究所は広く、300人ほどの研究員が研究しているとのこと。コンクリートは日本では100年弱前から使われていますが、基本的な作り方は変わっていません。
その研究を地道にされていることに驚きです。
| 研究所の中には、夏の条件に近い部屋あり、冬のような寒い部屋あり。 学生の時にみたことがある計測器や実験装置が何台も置いてあります。 右の写真は、コンクリートの厚みを計る機械を開発しているところ。理系な方は画像下の説明をどうぞ。 この機械があると、コンクリートの厚みに対する施工不良がすぐに分かりますね。 いろいろ新たなことが分かり、とても勉強になった1日でした。 |
![]() いわゆるFFTアナライザ。 パールハンマーで振動を与えて、それに対するコンクリートの反応を加速度計で計測し、フーリエ変換してスペクトル表示。数学者フーリエの発見は偉大です。 システムそのものよりも、加速度計の小ささに驚きました。 |



