印南さんから連絡があり、急遽決まった京都での打ち合わせ。
のぞみに乗って約2時間半(雪のため到着は約10分遅れ)
地下鉄に乗り換えて、打ち合わせ場所の大学へ。
学生時代に、この大学の学生や先生と一緒に研究を行ったこともありますが、来たのは初めて。
打ち合わせの内容は、外断熱の建物の冷暖房について。
東京や大阪の暖房負荷というのは、スウェーデン(ストックホルム)と比べると4分の1程度しかない。しかし、暖房負荷が少ないといっても、東京や大阪でも暖房は必要で、必ず考えておかなければいけない。
日本には夏があり、30℃を優に超えるほど暑く、湿度も高い。エアコンは必須だ。賃貸のアパートでも、エアコンが無ければ借り手が遠のいてしまう。
スウェーデンやドイツ、ヨーロッパの多くの地域では、夏は湿気が少なく日本ほど暑くもないため、冷房はあまり深く考える必要がなく、冬をいかに快適に過ごせるかが重要になる。
夏の冷房(除湿)と冬の暖房。ここに、日本の建物の難しさがあると思う。
でも、その難しさを考えるのが面白い。
建物の外側の性能と、性能に投じるコスト。
建物の性能を上げたことによって、どれだけ冷暖房設備を小さくできるか?その設備の寿命は?メンテナンス費用は?交換費用は?実現可能なのか?
考えることはたくさんある。
最終的にどのような形になるか分からないが、現時点でも建物の性能は、一般的に建てられているものと比べ2倍以上の性能。
20年や30年ではなく、もっとずっとずっと先を見た建物です。
この建物がきっかけとなって、日本の住まいの品質がずっと高いものになったいいなと思っています。


