« エアコンスリーブの先行設置のススメ。気密性・断熱性能・防水性能を得るために。 | メイン | 一戸建てで、断熱材の入れ忘れが多い個所とは? »

HOME > 広さ 75m2で、夏は 4.1リットル、冬は 0.75リットル

広さ 75m2で、夏は 4.1リットル、冬は 0.75リットル

2005年01月25日

広さ 75m2、階高2.8mの大きさの住まいの場合、東京だと夏は4.1リットル。冬は0.75リットル。さて、これは何でしょう?

8月 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 500cc 100cc 4.1リットル
1月 500cc 250cc 0.75リットル

実はこれ、空気の中に含まれる水分の量です。

北海道を除く日本の多くの地域では、夏は高温多湿になります。
しかし冬には、夏の 20%にも満たないほど、空気中の水分が減ってカラカラに乾燥します。

夏の高温多湿は日本の気候の特徴ですが、もう一つ、異常ともいえるほどの冬の乾燥も、日本の気候の特徴です。

世界のいくつかの都市のおいて、空気中に含まれる水分の比較をすると、次のようになります。

空気中に含まれる水分の比較
理科年表より作成

赤色は、東京のものですが、他の都市と比べてかなり動きの大きいグラフになります。
ホノルル(ハワイ)は、年間を通じて空気中の水分量が安定していますね。

1月のところを見ると、東京が一番下に位置しています。つまり、空気の中の水分量が少なく、カラカラに乾燥しているということです。ちなみに、1m3の空気の中に、3.4gしか水分がありません。(夏は約19g)

グラフを見ると、東京の冬は青色の線で書いたサウジアラビアの首都、リヤドよりも乾燥していることが分かります。
冬の東京は、夏のサウジアラビアよりも乾燥しているとも言えます。

冬の寒い時期に家の中で結露が起きると、「除湿機を使ってください」という人がいます。
しかし、冬の空気がこれだけ乾燥していることを考えると、除湿機を使ってさらに乾燥させるのは、かなり無茶なことだと思うのですが、どうでしょう。(除湿機を使わなくても、建物各部の断熱性能を上げれば、結露しません。)


↓ランキングに参加中。このブログは今何位?
にほんブログ村 住まいブログ 建物調査へ
にほんブログ村
ひとつ前の投稿 次の投稿
関連記事
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://t-ohshita.com/isop/mt-tb.cgi/482

バックナンバー

About

2005年01月25日に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「エアコンスリーブの先行設置のススメ。気密性・断熱性能・防水性能を得るために。」です。

次の投稿は「一戸建てで、断熱材の入れ忘れが多い個所とは?」です。

他にも多くのエントリーがあります。HOMEバックナンバーも見てください。

RSS Atom
さくら事務所へのリンク
かものはしプロジェクト
一戸建てってどうよ?【関西限定】
コラム執筆中
© Copyright 2004 - 2010 OHSHITA Tatsuya. All Rights Reserved.