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建築基準法改正の歴史

2004年11月09日

先日、古い建物の耐震基準について質問されたことがありましたので、耐震基準などの改正の歴史の一部をまとめてみました。

建築基準法改正の歴史
改正内容説明
1980年(昭和55年) 省エネルギー基準 制定 ・省エネルギー基準の制定
1981年(昭和56年) 新耐震設計基準制定 ・地震に対する基準の向上
1992年(平成 4年) 新省エネルギー基準 制定 ・熱損失係数の基準値の見直し
1999年(平成11年) 次世代省エネルギー基準 制定 ・熱損失係数の基準値の見直し
・気密性能の基準見直し
2000年(平成12年) 住宅の品質確保の促進等に関する法律 ・瑕疵担保保証期間を10年と定める
・住宅性能表示制度が定められる
建築基準法改正 ・性能規定化
・地盤調査が事実上義務化
・継ぎ手・仕口の仕様を特定(木造住宅)
2003年(平成15年) シックハウス対策 施行 ・使用建材の制限
・24時間機械換気の原則義務化

近年の、耐震基準の大きな変化は、構造種別を問わなければ 1981年(昭和56年)の新耐震設計基準です。この時、耐震基準が大幅に上がりました。
阪神淡路大震災でも、この基準に従った建物は、被害が少なかったとされています。

木造では、2000年(平成12年)にも、大きな改正が行われています。
この改正により、金物の仕様が明確になり、金物の使用する量も増え、筋かいなどの「耐力壁」の配置にも検討が必要になりました。
また、地耐力(地面の耐えられる力)に応じて基礎を選定しなくてはならなくなったため、地盤調査が事実上義務化されました。

全ての構造種別(鉄筋コンクリート、鉄骨造、木造など)では、1981年が耐震性能の分かれ目です。
木造では、2000年(平成12年)も、大きな分かれ目です。

既存建物(中古物件)の購入をご検討されている方は、物件の選定などにご参考ください。


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