今日は、ここ数年で分譲住宅が立ち並んだ、ある住宅街へ。
最初に気が付いたことが、電柱がないこと。家の周りの風景がとてもスッキリしています。普通、電柱の上にある変圧器は、地面に置かれていますが、色を抑えてあるため、目立ちませんでした。
ヨーロッパに行った時、電柱が本当に少ないことに驚きました。電柱や電線は目障りなため、景観保護のために出来る限り地中化しているのでしょう。
ネットを探していたら、国立国会図書館のホームページに、ヨーロッパの景観規制制度(PDF形式・241KB)という小冊子がありました。
中には、イギリス、イタリア、ドイツ、フランスでの景観規制制度が載っています。
この中で、フランスの「ある特別な意味を持つ景観(歴史建造物等)の中に、これを阻害する性質の建造物が侵入することを防ぐために、三次元平面の範囲に含まれる建物の高さ規制を行う」というのがあります。
これは、ある景観の後ろに、高い建物が出来て背景が汚くならないように、後ろの建物の高さを制限するという意味合いの法律でしょうか。
建物の高さを揃えるという意味合いが強い日本の高さ規制より、景観保護という観点からもっと進んだ法律ですね。
日本でも、都市部の電柱・電線の地中化が進んでいます。
郊外の既存の住宅街で新規に電柱・電線の地中化を行うのは困難ですが、新たに宅地開発される地域では、どんどん地中化を進めていって欲しいものです。


