インスペクターとは、直訳すると検査者、監視員のこと。
ハウス(ホーム)インスペクターは、建物を建てている現場に行き、不具合がないかを確認する仕事で、一般的には第三者機関によるチェックを示す事が多いようです。インスペクション(建物調査)とも言います。
私が高校生の頃、この仕事をしている人をテレビで放送していました。なぜか顔にはモザイク入り。当時はまだそのような仕事は認知されておらず、施工側からのプレッシャーも強かったとの事。
「この仕事は、家族がいる人には薦められない」と言っていたのを覚えています。
欧米ではこのように、第三者がチェックする仕事が一般的です。アメリカでは(州によるとも思いますが)、不具合があった時に工事を止める法的な権限を持っている為、システム的に欠陥住宅が作られにくくなっているそうです。
さくら事務所では、戸建ての場合、品質チェックが、この仕事に該当します(広い意味では、全てのサービスが該当しますが)
ちなみに品質チェックでは、物件によっては現場監督より多い回数、現場に行っています。
私たちは、現場であら探しをするつもりはありませんし、設計図書以上の仕様や性能を求める事もありません。ただ、設計図通りに施工されているかをチェックしているだけです。
施工に自信がある業者さんは、我々を快く受け入れて下さいます。
「うちの基礎の施工は完璧ですからどうぞ見て下さい!」と言った業者さんの作った基礎は、確かに凄かった!精度もコンクリートの仕上がりもバッチリでした。
しかし問題は、間違った施工・知識が普通になっている業者さんが施工する現場。
このような現場で、業者さんを説得させて、施工を修正するのは大変骨が折れます。何も指摘事項がない現場と比べると、数倍疲れます。
工事中のミスや手抜きを未然に防止するには、第三者によるチェックは、欠かせないでしょう。住宅の場合、金額が大きいのでなおさらです。
トラブルの際には大変疲れますが、私はこの仕事が好きです。また、やりがいもあります。自分で言うのも何ですが、この仕事いいですよ。
次回の訪問時も、しっかりとチェックしてきます!
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