今日の未明に、地震があったみたいですね。
朝の3時半頃だったようですが、すっかり熟睡していて、全く気がつきませんでした。震度3の揺れより、私の睡眠の方が勝っていたようです。
一般的に、地震の強さは「震度」と言われますが、正確にはこれは間違いです。
正確に言うならば、震度階級あるいは、震度階と言います。先の例で言うと、震度階3になります。
"震度"は、地震工学や耐震工学では違った意味を持つ言葉として使われているので、区別する必要があるのです。
ちなみに、地震や耐震の専門家は、地震の揺れの大きさを示す為に震度階級を使いません。震度階級の尺度は大雑把で、個人の主観に頼る部分があり、客観性に乏しい面があるからです。
ならば、地震の揺れの大きさにどのような尺度を使うのかというと、加速度(gal:ガル)や、速度(kine:カイン)を使います。これならば、かなり具体的に揺れの大きさを示す事が出来ます。
また、地震の特性を示すには、最大加速度、周期特性や継続時間などが使われます。
大きな地震が起きると、その被害地近くにある大学の建築学科や、日本建築学会、建物や地震の専門家などで、被害調査が行われるのが普通です。私も学生時代に2回行きました。
この時、被害をもたらした地震がどのような揺れだったかを知るために、欠かせない場所があります。それはどこでしょう?
答えは、お墓。
墓石の転倒率や、倒れた方向などで、お墓があった場所の地震の揺れの大きさが推定出来るからです。この為、地震の被害調査に行くとすぐに墓地の場所を地元の人に聞いたりして調べ、墓石の転倒の割合や墓石の寸法などを計るのです。
地震が発生した時から日が経つごとに、地元の方が墓石を元に位置に戻す事が多いので、この調査はスピードが命です。
時々、お墓の間から白っぽいものが見える時があり、ひゃ~!とビビってしまうのですが。
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