平均値と、平年値(過去30年の平均値)。日本の風土と気候
8月です。
これからぼちぼちと、建築業界の関係者でもあまり知らない、断熱、気密、換気など温熱環境に関する事をコラムっぽく書いていこうかなと思っています。
住まい作りを考えるには、まずは日本の風土から。
大学の建築学科でも、最初の授業は "日本の風土について" という所が多いのではないでしょうか(ただし、それは初期の授業だけで、それ以後日本の風土に関して学ぶ機会は少ない)
ある土地の一般的な気候風土を表す為に、「平年値」というものが使われます。
テレビの気象情報で、「今日は平年よりも、3℃気温が高かった」などと説明する時があります。この平年とは何でしょう?
平年値は、平均値と似ていますが、ある条件下での平均値のことです。
簡単にいうと、平年値とは、過去30年の平均値です。
例として、東京の7月の気温の平年値(平年気温)の求め方を書いてみます。
現在、温度、湿度、降水量、風向、風速、気温などは、1日24回、正時に計測されています。正時とは、9時00分、10時00分のように、○時ちょうど という意味です。
この、正時に計測された24の値の平均値を、日平均値と言います。
日平均値を7月1日、7月2日、7月3日のように1ケ月(28~31日分)集め、その平均を取るとその値は、月平均値になります。月平均値は、年間12個になります。
月平均値を、1970年 7月、1971年 7月、1973年 7月・・・のように30年分集め、平均を取るとその値は、平年値と呼ばれます。
今年の 7月20日のように、ある1日が急激に高い気温になっても、それを30年平均の中のデータの1つとすると、全体に大きな影響を及ぼしません。
その為平年値は、ある地域の「一般的な気候風土」を示すのに適しているのです。
逆に、1日の気温の上下にあまり影響を受けない値であるとも言えます。しかし、冷房負荷や暖房負荷の大まかな計算において、平年値を使っておけば大きく外れる事はありません。
次回はこの平年値で、日本の各地域の気候を考えてみます。

大きくなったおなかをさすりながら、神尾さんのメディア取材同行の為に、花小金井に移動。
今日の1枚は、オーストリアで広く展開している、
大きな地震が起きると、その被害地近くにある大学の建築学科や、
ボウリング場到着が、8時45分。
この日は大森うたえもんさんの家でお泊り。何だかとっても気さくな方です。
一人、妄想(?)に入っている間に、大江戸インテリジェンスが始まりました。
現場に到着した時、残念ながら問題のある個所がいくつか残っていました。
今日の一枚は、ストックホルム発祥の地、ガムラ・スタンで見かけた、工事現場の鉄板の写真。
今日は、神奈川で

スウェーデンに行く前、スウェーデンは
左が、看板の拡大写真。
応急危険度判定士とは、地震で被害を受けた建物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下などの危険性を判定することにより、二次的災害を防止することを目的とする資格です。

