最近、換気がらみのネタが続いたので、今日も換気がらみのネタで。
右は、ある現場(鉄筋コンクリート造)で見かけた給気口部分です。
給気口の室内側のカバー(レジスター)を外して撮影したものです。右の写真には、大きな問題点があります。それは何でしょう?
すぐに分かったアナタはスルドイ。
分からなかった方のために、外側のカバーを外し、外側から部屋側に向かって、同じ部分を写した写真を示します。
何となく分かってきたでしょうか?
答えはこれ。
赤い部分にあったものが切り取られています。そう、鉄筋が切り取られているのです。
これは、やってはいけません!
建物にとって壁は、地震に耐える役割を果たします。鉄筋が切られていると、力を上手く伝える事が出来ず、地震の時に建物の被害が大きくなります。
コンクリートの壁などに給気口やエアコン用の穴を空ける時には普通、コンクリートを打つ前に、紙製のスリーブ(パイプ状のもの)を設置します。そして、コンクリートが固まった後に、そのスリーブを外し、目的の用途に使います。
今回のものは、コンクリートを打つ前に、スリーブを入れておらず、コンクリートが固まった後から専用の機械を使って穴を空けています。
止むを得ず、コンクリートを打った後に大きな穴を空ける時には、まず最初にレントゲンを行います。その後、レントゲンの結果を元にして、鉄筋を切断しない位置に穴を空けます。
今回の施工は、業者側の問題意識が低いとしか言えません。
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