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美味しんぼの木造禁止を考える。日本の木質構造の今後

2010年09月01日

過去最長の長文です。ご注意を

 

漫画、美味しんぼの中で、
「日本の家屋で木材を、それも国産の木材を使う率は恐ろしく低い」理由は、「ひとつは、日本の建築学会が1959年に木造建築を否定した」という記載に対し、日本建築学会が「「木造禁止」を含む日本建築学会の「建築防災に関する決議」(1959年)について」というページを出したことが、話題になっています。

 

この号の美味しんぼを読んでいない(というか、普段から読んでいない)ので詳細は分かりませんが、良い機会だと思いますので、木造禁止について取り上げてみます。

 

なお、「国産の木材を使う率は恐ろしく低い」理由が、木造禁止だと私は思っていません。

国材の木材が使われないのは、海外と比べて効率の低い日本の林業が、効率が高く価格の安い外国材に押されているのが原因だと思います。
また、国産材(特に無垢材)は見た目ばかりにこだわり、強度的な裏付けが無い材料が出回っていることも、耐震性重視の今日では問題です。
現在流通している無垢材のほとんどが、JASの認定のない無等級材であることが現状です。

最近、2階建てでも許容応力度計算(構造計算)をしている会社が増えてきていますが、無等級材ではなかなか現場で使えません。

 

木造禁止が取り上げられたのは良い事ではないか

私は今から 約6年前に、「日本における、木造建築の研究の歴史」として木造禁止について取り上げています。

木造禁止については、木造の研究に関わったことがある人なら当然知っていることだと思います。
しかし、建築関係者でもこの事実を知らない方が多いのではないでしょうか。

今回、よく知られている漫画で「木造禁止」が取り上げられた事は、日本の木造の歴史を考える上で良いきっかけなのでは無いかと思います。

 

一級建築士試験で木造の問題が 3問出題されたという事に関して

美味しんぼの中で、「一級建築士の試験では木造についていっさい扱わない」という記述に対して、日本建築学会では、「たとえば2008年の一級建築士試験では3題の木造に関する問題が出されています。」と反論しています。

2008年の一級建築士試験の問題数は100問ですので、3問という問題数は全体の、3%にしかなりません。

 

建築着工における構造別床面積の割合 鉄筋コンクリート造、鉄骨造はオフィスビルや病院、学校など大規模なものが多くなっています。

着工された建物全体における構造別の割合で比較すると、昨年のデータは右のようになり、木造が全体の約42%になります。
国土交通省 建築着工統計 平成21年計分より)

実際に建てられている建物の床面積で見ても、日本の多くの建物は木造(木質構造)で、一級建築士の試験数のうち、木造が 3問というのは、やはり少なく思います。

 

一級建築士の試験を受けた方なら分かりますが、一級建築士の試験で木造の試験はあまり出ません。
二次試験の製図でも、木造の建物はまず出題されません。

木造の問題が多いのは、一級建築士ではなく二級建築士の試験です。
二級建築士の問題は木造が多く、二次試験の製図も通常は木造です。

悩ましいのは、一般の方は一級建築士を持っている = どんな構造でも知っている と思われていることです。
実際には木造をほとんど知らなくても、一級建築士になることは可能ではないでしょうか。

そして、二級建築士を持っている人の方が、一級建築士よりも木造を知っているということは十分に有りえます。

 

大学でも木造建築を教えないという事に関して

美味しんぼの中で、「大学でも木造建築を教えない」という記述に対して、日本建築学会では、「一級建築士の受験資格要件の中に、建築に関する指定科目を修めて卒業していることが必要になり、この指定科目の標準的な科目例が「木構造」があげられています」と反論しています。

周りに、大学の建築学科を卒業している方がみえたら聞いてみて下さい。
「大学に、木構造を専門としている研究室がありましたか?」と。
「無かった」と言われることが多いと思います。

 

日本の建築学科において、木構造を専門としている研究室および教授・准教授が在籍されているところは少数です。
(鉄筋コンクリート造や、鉄骨造の研究室は普通あります)

 

教えたとしても、在来軸組工法とツーバイフォーの違い程度の簡単なもので、壁量計算やN値計算まで教えることは無いかも知れません。私自身、研究室の中でそれらは学びましたが、通常の講義では学んでいません。

 

木造建築に関する日本建築学会の取り組み について

日本建築学会が、木造建築に関して、JASS11などを発行して、技術の向上をはかっていたことは事実だと思います。

しかし、建築学会における投稿数を見ると、木構造の研究において、空白期間があったことは否めません。

木質構造分野における建築学会投稿件数の推移

1955年~1985年頃までの30年間は、投稿数が50にも満たない状況です。

投稿数が増えたのは阪神淡路大震災が起きた後からです。

1995年までは、100に満たなかった投稿数は、現在、300に迫ろうとしています。

ただし、2008年の時点でも、日本建築学会全体の投稿数における、木質構造の割合は、4%ほどです。

もし、阪神淡路大震災が起きていなかったら、日本の木造研究はまだ停滞していたのかも知れません。

 

木造禁止の背景

杉山英男の語り伝え 木造禁止は、私が生まれるずっと前の話なので、木造禁止決議の背景について、手元の資料から考えてみます。

 

日本の木質構造の第一人者である、故 杉山英男先生(元東大名誉教授)が住木センターの機関紙に連載されたものをまとめた、「杉山英男の語り伝え(非売品)」では、3回目と4回目の連載で、木造禁止について触れています。

 

ちなみにこの本は私にとってとても貴重なものなので、普段は赤ペンだらけにしてしまう私も、この本だけにはペンを入れられません。

 

杉山英男の語り伝え 日本建築学会の木造禁止の決議 抜粋

  • 木造を抑止しようとする考え方が1950年代から60年代にわが国の官産学の指導者層の中に浸透していたことは公知の事実
  • 建築学会の大会開催中に緊急集会が開かれ、約500名の会員が出席し、満場一致で決議
  • 緊急集会を開いての大会決議というのは、建築学会の歴史の上でもかなり異常なもの
  • 「耐震」という言葉を決議文の表面に出さないで、「防火」と「耐風水害」を並べて「木造禁止」の理由とした真意はどこにあったのか
  • 大会決議の背景に何があったのかという疑問は、今も私の脳裏から離れない


杉山英男の語り伝え 木造禁止の決議と軽量鉄骨 抜粋

  • 建築学会の大会決議の裏に軽量鉄骨出現の影がちらついて見えてならない<
  • 建築学会の決議が行なわれて間も無くの12月に建築基準法が改正され、新たに「簡易耐火建築物」のコンセプトが導入された。
  • これにより、木造建築物は耐火建築物よりも防耐火の性能面で劣位とみなされることとなった。
  • 簡易耐火建築物は各部位ごとの仕様書規定で、耐火性能を科学的に規定するものではなかった
  • そのため、この結果は後年わが国の防火行政に困惑を招くことになったのは周知のこと
  • 建築基準法改正とほぼ同時に行なわれた公的機関の実大実験によれば、軽量鉄骨による簡易耐火建築物は出火25分にも達しないうちに完全に倒壊している
  • しかしこの事実は、「鉄は木よりも火に強い」という当時の日本社会の通念によってもみ消されてしまった
  • 簡易耐火建築物の出現により、木造の衰退が急速に進められることになったのは厳然とした歴史的事実
  • 建築学会の大会決議と建築基準法改正の時期的一致は偶然だったのだろうか
  • 軽量鉄骨が簡易耐火建築物として登場したことを利用し、建築学会の執行部有志が木造叩きに加担したということであろう。
  • そのために伊勢湾台風が利用されたのであろう。
  • そして、執行部の独走を許したのは、それを許すような雰囲気が学会内部に広く漂っていたからであろう。

 

省エネルギー、カーボンニュートラルで木造は有利

長く書いてきましたが、木造禁止があったことがや、阪神淡路大震災まで、木造・木質構造が冷遇、軽視されてきたことは事実だと思います。

しかし、阪神淡路大震災以後の木造の研究は急速に進んでおり、これまでの遅れを取り戻すかのようです。

木造は建設時の使用エネルギーが少なく、二酸化炭素の排出量は、同規模の建物を鉄筋コンクリートや鉄骨で建てたときと比べて、半分~4分の1で済むとされています。

最近、カーボンニュートラルという、例えば建物を建てたときに排出される二酸化炭素量と、その建物で吸収される二酸化炭素量が同じ量とする考え方がでています。

物でカーボンニュートラルを実現するためには、まずは建物そのものの省エネルギー性能を徹底的に上げたあと、太陽光発電などを設置するという手順になります。(大手住宅メーカーはこの順番が逆)

カーボンニュートラルという考え方を持てば、木造は他の構造よりもずっと有利です。
そもそも、建設時の使用エネルギーの点で、他の構造よりも有利な位置にいるのですから。

 

木質構造で4階建て以上をつくる

建物において、4階以上となると、これまでは鉄骨造、鉄筋コンクリート造が常識でした。
私は、5~6階までなら木造でもかまわないと思っています。

しかし、そのような動きはまだ活発ではありません。

日本には、世界最大の実大振動実験 E-ディフェンスがあります。
この装置を使い、アメリカとイタリアは、7階建ての木質構造の振動実験を行なっています。

http://www.iesu.co.jp/article/2009/08/20090825-1.html

 

日本の研究団体などでは、このような木質構造の多層階の実験は行なわれていないようです。

 

「日本は木造が多いから、技術も進んでいるのだろう」と思われるかも知れませんが、高層化の分野では大きな遅れをとっています。

 

日本でも、高層化の実大振動実験を行ないたいという動きがありますが、問題は予算。このような大規模な実大振動実験は、1億円以上の多額の費用がかかります。

国土交通省に、

「木造の多層階の振動実験をしたいので、予算を・・・」

とお願いすると、
「木造のことは林野庁で」
と言われ、

林野庁では、
「うちの管轄は木を製材して商品にするまで」
と言われ、ならば、「実験・研究」という意味から文部科学省に
お願いすると、
「建物のことは、国土交通省で」
と言われたという、ある木造研究者の話を聞いたことがあります。

 

日本の木質構造は、海外に出て行けるか

  普段から私は、

「日本の木質構造が海外に進出できるような物にするためには、何をどうすべきか」
ということを考えています。

 

別に、外貨獲得や外需のために外に出て行くという訳ではなく、海外に出て行けるような建物でないと、それは世界的に見て、性能と価格のバランスが取れていないと考えるからです。

日本の木質構造が海外に出て行く準備として、私の頭の中にある概要は、私のメールマガジンの 2010年 5月12号に少し載せています。

http://archive.mag2.com/0000144533/20100512235000000.html

 

東南アジアの地域は高温多湿で今後、所得の増加に伴って、冷房エネルギーが増えていくと思います。

 

日本は、ヨーロッパや北米と異なり、夏季に高温多湿の気候になります。

そのため、日本において高温多湿型の省エネ住宅のノウハウを作ることができれば、東南アジアのような高温多湿地域で、日本の家づくりのノウハウが生かせるでしょう。ヨーロッパ型の省エネ手法では、高温多湿地域の省エネは確立できないと思います。

また、耐震性について、3階建てまでであれば振動実験のノウハウやデータがありますので、四川大地震が起きたような地域でも、社会貢献できるのではないかと思います。

 

在来も、ツーバイも、木質パネルも最終的には1つ

よく、「在来軸組工法と、ツーバイ、どちらが良いですか?」と聞かれますが、最終的に正しく進化していけば、どちらも同じになります。

木質パネル工法は、ツーバイフォーを見本としていますので、兄弟のようなものです。

建築関係者でも、「在来とツーバイは全くの別物」と考える人がほとんどで、「どちらも最終的には同じになる」という事を言う人が少ないので勇気が要るのですが、本当にそう思っています。
私なりにロジカルに考えると、そうなるとしか思えません。

今回の木造禁止の件が広く知れ渡ったことは、日本の木造の歴史を知る良い機会かも知れません。

日本の木造住宅は省エネルギーの観点でも、多層階の観点でも、海外とは遅れているという認識を持ち、これからの木質構造の立ち位置と未来を考えるときだと思います。


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エコウィル、エネファームを温水暖房専用機にしてみる?

2010年07月09日

今日は長めのツイッターのようなもので、思いつきで書きます。
工学的・技術的な裏づけはあんまりありません。

 

 

ときどき、マイホーム発電ということで、エコウィルエネファームについて聞かれることがあります。

 

 どちらも問題点としては、
「発電能力が1kW(1,000W)と小さく、価格が高いこと」
だと思います。


 

エコウィルの場合、発電能力の約3倍(2.8kW)のお湯が出来ます。

「電気のオマケでお湯が出来る」のではなく、
「給湯のオマケで電気ができる」という状態です。

 

エネファームの場合、発電効率が上がっていますので、発電と給湯の能力は半々くらいです。

 

3月にホンダから出た持ち運び可能な小型の発電機、エネポの発電能力は900Wですので、発電能力として、エコウィル、エネファームと大差ありません。
エネファームが300万円するのに対し、ホンダのエネポは10万円未満。
エコウィル、エネファームは停電時に使えませんが、エネポは使えます。

 

エコウィル、エネファームは、一次エネルギーという評価指標で見ないと評価が難しいのですが、残念ながら現状では一般の方も建築関係の方も、この評価ではしていません。金額が高いのもネックです。

 

いろいろ考えてみたのですが、エコウィル、エネファームを、温水暖房専用機にしてはどうかと思います。特に、エンジンが入っているエコウィル。

 

エコウィルでエンジンを回し、その回転で発電するのではなく、コンプレッサーを動かす。自動車のエアコンと同じです。
そして、コンプレッサーを空気熱源のヒートポンプとして、大気熱を奪います。

発電の際に生じた熱は、そのまま暖房として利用。
空気熱源のヒートポンプは、厳寒地では室外機に霜が付いて能力が落ちるというデメリットがあります。

しかし、発電の際に生じた高温の熱を使うことで、霜など一瞬で取れてしまうでしょう。暖房負荷が大きい厳寒地でも使えそうです。

 

ただし、エンジン回転数、ヒートポンプによる暖房能力の変化、エンジン回転数による排熱の変化など、パラメーターが多いので一般的な電気のエアコンと比べて、制御設計は大変そうです。

 

これまで電気に変えてきた部分でヒートポンプを動かして、COP=3程度の熱エネルギーが得られるとします。
排熱部分の熱エネルギーも加えると、一次エネルギーの使用量よりも、得られるエネルギーの方が大きくなると思います。
システム全体として、省エネルギーなものになるのではないでしょうか。

 

技術的にどこが引っかかるのか分かりませんので、詳しい方、ご教授頂けたら幸いです。

 

 PS その1
給湯専用機ではなく、温水暖房専用機としたのは、エコウィル程度の給湯能力では、瞬間湯沸かしはできないため。
一般的な24号の瞬間湯沸かし器は、45kW前後の加熱能力があります。これは、6畳用エアコン20台分くらいの能力に相当します。
ガス給湯器は小さくみえますが、加熱能力としてはとても大きなものです。

 

PS その2
エンジンが動けば良いのなら、ガスでなくても、灯油エンジンでもいけるような。うるさそうですけど。


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ミスを防ぐ上棟打ち合わせ

2010年07月01日

ツーバイフォーの構造検査。


建物の中では、ご依頼者と監督さん達が上棟の打ち合わせ中。


トイレや洗面室、キッチンには、チョークで配置や扉の開き勝手が書かれています。あまり見ない方法です。


打ち合わせミスを防ぐため、2年前ほどから始めた方法で、実際に、打ち合わせミスは大幅に減ったのだとか。


様々な現場から学ぶことは多いです。



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階段周りの足元灯に。パナソニック電工の「保安灯機能付かってにナイトライト」

2010年06月07日

一戸建ての照明計画で注意する必要があるのは、夜間における階段の上り下りでしょうか。

 

照明のスイッチを使いやすいところに配置するのは基本ですが、眠いときに明るいライトが灯るのも、目が覚めてしまい、考え物。

 

暗闇でスイッチを探す手間を省くためにも、足元灯はセンサー型がオススメです。その中でも、採用されることが増えているのは、パナソニック電工の「保安灯機能付かってにナイトライト(型番 WTF4087WK)」

 

見た目はこんな感じ。
夜間は人の動きを感知して、照明がON・OFFします。

かってにナイトライト 保安灯 panasonic

 

この照明は、中にバッテリーが入っており、取り外すことができます。

 

かってにナイトライト 取り外し

 

 

かってにナイトライト 手に持った感じ

 

 

LEDの照明が光ります。万が一、地震などで停電した場合でも、このタイプであれば大丈夫。懐中電灯の代わりになります。

 

照明を取り外すと、普通のコンセントが見えますので、普段は、掃除機のコンセントとして使うこともできます。

 

かってにナイトライトのコンセント。掃除機などに

 

 

定価で 5,000円ほどの商品です。
災害時の避難のためにもいかがでしょうか。


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アルミサッシ、アルミと樹脂の複合サッシ、オール樹脂サッシの商品名一覧

2010年05月30日

最近の新築一戸建てのサッシは、ガラス面で言えばペアガラスから、Low-Eペアガラスの流れに移っています。最近は小さな建設会社でも、Low-Eペアガラス標準が増えてきました。

 

窓枠については、現在は樹脂とアルミの複合サッシが主流になってきている印象です。最近のアルミサッシは、断熱補強されているものの、樹脂とアルミの複合サッシと比べると性能が落ちます。

 

建物の仕様書を見ると、サッシメーカーと商品名が書いてあり、それがアルミサッシなのか、複合サッシなのか一目では分からないことが多いと思います。(アルミサッシなのに、「樹脂アングル使用」という分かりにくい表現をしているところも)

 

そこで、一般的なサッシメーカーの商品名と、商品の区分けを一覧にしてみました。右側に行くほど、省エネルギー性に優れたサッシになります。

製造元 アルミサッシ 樹脂+アルミの複合 オール樹脂
トステム デュオPG
デュオSG
シンフォニー
フォンテプラスII
マイスターII
YKK AP
フレミング J
エイピア
ウインスター
エピソード プラマードIII
新日軽
アリッツ アルプラ
アルプラクラス
ファインフレーム
フォルティア
三協立山アルミ MADIO P
MADIO S
MADIO M
MADIO J
アルペンPL
(シャノンのOEM)
不二サッシ アリッツ PG
アリッツ SG
アルプラクラス -
エクセルシャノン
-
-
 全商品
ATWILL - -
全商品

 

アルミサッシ から、アルミと樹脂の複合サッシに変更する差額は、30坪程度の住宅であれば、30万円弱ほどが多いと思います。

 

建物の省エネルギー性は、今後ますます高いレベルが求められていくでしょうから、現時点では最低でもアルミと樹脂の複合サッシを選びたいものです。

 

ニューヨーク州では、アルミ+樹脂の複合サッシでは、性能不足で家が建てられない

「日本のサッシは、アルミから、アルミと樹脂への複合サッシに変わってきて、省エネが進んでいるな」
と思われるかも知れませんが、世界的に見ると実はとても遅れています。

 

アメリカ、ニューヨーク州では家を建てるとき、熱貫流率 1.98[W/m2・K]以下の高性能サッシを使うことが義務付けられているそうです。

ちなみに、日本の次世代省エネルギー基準では、東京を含む日本の人口の過半数以上が住む地域において、4.65[W/m2・K]という基準。札幌でも、2.33[W/m2・K]です。

 

中国の北京におけるサッシの基準は、2.00[W/m2・K]、北京よりも暖かい上海で2.5[W/m2・K]になるそうなので、日本よりも厳しい基準です。


アメリカ、ニューヨーク州の窓の断熱基準、熱貫流率 1.98[W/m2・K]以下にするためには、アルミ+樹脂サッシに、Low-Eペアガラスを入れても達成できません。
つまり、日本で一般的になってきているアルミ+樹脂サッシでは根本的に性能不足ということです。

 

熱貫流率 1.98[W/m2・K]以下にするためには、オール樹脂サッシ+Low-Eペアガラス、またはオール木製サッシレベルが求められます。

 

日本の場合、次世代省エネルギー基準の採用は任意かつ、基準そのものが世界的に甘く、世界的に見てとても遅れていることを認識する必要があります。

 

長い目で見たら、オール樹脂サッシ・木製サッシの流れ

サッシの省エネルギー性を考えたとき、日本も長い目で見るとオール樹脂サッシへと移り変わってくのは必至です。

オール樹脂サッシは高いと言われますが、これは仕入れによって大きく変わると言えます。

以前、全国展開している施工会社に依頼し、都内で建築された方の樹脂サッシは、東北の支店で購入して、輸送して頂きました。その方が安いからです。

また、福岡で新築された方は、北海度の知人に依頼して樹脂サッシを送ってもらい、建物に取り付けましたが、輸送費を含めても、地場工務店の仕入れより安かったそうです。

樹脂サッシで懸念となる防火ですが、現在では防火樹脂サッシもあります。
モンタージュ 防火窓

 

建物が建った後では、交換が難しいサッシですので、できる限り新築時に高い性能を得たいものです。


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マイホーム発電中。エコウィル

2010年05月24日
マイホーム発電 エコウィル

エコウィルでマイホーム発電中。

エコウィルの中でガスエンジンが動いています。
負荷はどのくらいになっているか分かりませんが、車のアイドリングよりずっと静か


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サッシの呼称と、実際のサイズ(寸法)の読み方

2010年05月12日

一戸建ての平面図を見ると、サッシの周りに、16020や07415のように、5桁の数字が並んでいるときがあります。

 

これは、サッシの大きさ(寸法)を示しています。

 

サッシの呼称と読み方

 

 最初の3桁がサッシの幅[cm]、後の2桁がサッシの高さ[m]です。
上の例では、サッシの幅は160cm、高さが2m(200cm)です。

 

例題。
07415は、サッシの幅が74cm、サッシの高さが1.5m(150cm)になります。

 

それぞれ、単位がcm(センチメートル)と、m(メートル)で少し異なるのがやっかいですが、 覚えておくと図面の読み取りができるようになります。


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2010年04月30日のつぶやき まとめ

2010年05月01日
  1. 4月は今日で終わり。4月から、現場に入るコンクリートの納入伝票(出荷伝票)のJIS規格が変わり、以前よりも品質が細かく記載されるようになりました。品質確保の為、良い事だと思います。http://bit.ly/ccsHjz 
  2. 同感です。良い規格改正だと思います RT@quattrofontane重要ですね。生コン打設時の監理と並んで、納品物の詳細な記録は品質に対する意識高揚にもつながると思います。RT@sakurapress: ほんとだ、いいね。 RThttp://bit.ly/ccsHjz
  3. そうなんです。現場の打設に立ち会って、伝票見た時に驚きました。http://bit.ly/ccsHjzRT@ketrussあ、JIS規格が変わってたんですね。http://bit.ly/clr3o3
  4. 神って・・・。受信のポート番号が間違ってただけです。RT@jshiorgまた神のお助けが!メールソフトの設定で1ケ月くらいモンモンとしてましたが、隣の@t_ohshita様にお願いしたらあっという間に使えるように!びっくりしすぎて30分くらいたってしまいました。
  5. とりあえず版完成。明日、チェックをお願いします。 RT@enquete_sakura: 急ぎのページ作成を自分でやろうとhtmlをいじってみたものの…10行目くらいで詰まりw@t_ohshita頼み=丸投げ。

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4月から、コンクリートの納入伝票が変わっています。

2010年04月29日

一戸建て 工事現場 施工品質チェックサービスでは、コンクリートの打設に立ち会います。

 

この際、コンクリートの納入伝票(出荷伝票)を確認しますが、本年4月からJIS規格が変わり、伝票の中身が変わりました。

 

これまでの伝票では、コンクリートの品質を示す内容として、以下のものが記載されていました。

  •  コンクリートの種類による記号
  • 呼び強度
  • スランプ値またはスランプフローcm
  • 粗骨材の最大寸法 mm
  • セメントの種類による記号
 

マンション購入関係の本などでコンクリートの品質を示す値として、水セメント比が何たら・・・などと書かれていることがあります。
しかし、これまでの納入伝票は、コンクリートの詳細が分かりませんでした。

 

本年4月からのJIS改正に伴い、出荷伝票に以下の項目が記載されるようになりました。

  •  配合表 kg/m3
  • セメント
  • 混和材
  • 細骨材
  • 粗骨材
  • 混和材
  • 水セメント比 %
  • 水結合材比 %
  • 細骨材率 %
  • スラッジ固形分率 %
  • 配合の種類
  • 標準配合
  • 修正標準配合
  • 計量読取記録から算出した単位量
  • 計量印字記録から算出した単位量
  • 計量印字記録から自動算出した単位量

何だか難しい言葉が並びますが、これまで納入伝票(出荷伝票)だけでは分からなかった項目が分かるようになったということです。

 

文字だけでは分かりづらいので、サンプルを。
実際の伝票はこんな感じになっています。

 

新JISによるコンクリートの納入伝票(出荷伝票)

 

コンクリートの詳細が分かることで、現場の職人さん達が、コンクリートの品質に注意するきっかけにもなり、とても良い制度だと思うのですが、いかがでしょうか。


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2010年04月28日のつぶやき まとめ

2010年04月29日
  1. 雨の中これから地鎮祭。神主さんの台詞、晴れの時は、「晴天に恵まれ」。雨の時は「雨降って地固まる」。雪の時は何って言うのだろう
  2. 分電盤を見ると左側に大きなブレーカー。右側に小さなブレーカーがたくさん。右側のブレーカー数が分岐回路数と言われるもの。最近の新築住宅は、3LDKの場合で20~24位が多く、この数が少ないとブレーカーが落ちやすくなることに。今日の相談の方は16回路。追加をアドバイス。
  3. 新築工事中は簡単!既存物件はは大変 RT@enquete_sakura: 簡単に追加出来るものですかー?RT@t_ohshita分電盤を見ると左側に大きなブレーカー。右側のブレーカー数が分岐回路数と言われるもの。数が少ないとブレーカーが落ちやすくなる。

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